2020年4月下旬・午後17:00頃
民家の庭に咲いたボケ(木瓜)でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
薄いピンクの花に一瞬だけ止まっただけで、残念ながらすぐに飛び去ってしまいました。
ホバリングする蜂の顔色が黒かったので♀と分かり、後脚の花粉籠は空荷でした。
束の間の訪花シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
早春に咲くボケの花は虫媒花ではなく鳥媒花です。
無臭の花にハナバチが誘引されたこと自体がちょっとした驚きでした。
蜂には人気がない赤い花弁の品種のボケも隣に咲いていたのですが、クマバチ♀が来たのは白っぽい(ピンクの)花の品種の方でした。
もう少し粘れば、花粉を採餌しにクマバチ♀が戻ってきたかな?
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鳥媒花:ボケの花蜜を舐めるコムクドリ♀♂(野鳥)
この日はボケを訪花する鳥の姿を見かけませんでした。
おそらく時間帯が遅過ぎたのでしょう。
ちなみに、ボケの木の隣にはレンギョウの黄色い花も満開に咲いていたのですが、レンギョウを訪花する虫を見かけませんでした。
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