2020/07/17

冬の室内を徘徊・跳躍するイワテハエトリ♂亜成体?(蜘蛛)



2020年1月上旬・午後22:00頃

室内のコタツの卓上を小さなハエトリグモが徘徊していました。
一時捕獲してから1mm方眼紙上に置いて採寸すると、体長は約3mm。
徘徊および跳躍シーンをマクロレンズで接写してみました。
補助照明としてカメラの外付けストロボの白色LEDを点灯しました。
ハエトリグモはこの照明が眩しいのか、すぐに物陰に隠れようとしてしまいます。
寒さをしのげる室内で越冬しているのでしょう。

毎年この時期に室内でよく見かけるヤガタハエトリ♂(Pseudeuophrys erratica)またはイワテハエトリ♂(Pseudeuophrys iwatensis)と思われます。
この2種は素人には外見で見分けられない難物らしいのですが、須黒達巳『ハエトリグモ ハンドブック』によると、イワテハエトリは東日本に多く、ヤガタハエトリは西日本に多いとのこと。
したがって、ここ山形県で見かけるのはイワテハエトリの可能性が高いだろう、と乱暴に決めつけてしまいます。
亜成体♂でしょう。

室温を測り忘れました。

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