2019年5月中旬
川面に♀♂番と思われる2羽のカイツブリ(Tachybaptus ruficollis)が浮いて居ました。
羽繕いしたり、魚を捕るために潜水漁をしたりしています
川の水が緑色に濁っているため水中の様子は見えず、潜水したカイツブリが次にどこから浮上するか予測できません。
ときどき、急に慌てたように羽ばたきながら水飛沫を上げて水面を走り出します。
1/5倍速のスローモーションでまずご覧下さい。
カワウの離陸とは異なり、両足を交互に前に出して水面を走っています。
▼関連記事
川から飛び立つカワウの助走は両足跳び(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】
助走の後で飛び立つのではなく、真っ直ぐ短距離走をした後で滑り込むように着水しました。
着水の最後は上半身を仰け反って停まります。
おそらく水掻きのついた両足を水中で前に出して急ブレーキを掛けているのでしょう。
水面を走るこの行動が、川岸からカメラを向けて撮影している私に対する警戒・逃走なのか、何か別のディスプレイ(誇示行動)なのか、よく分かりません。
必ずしも私から遠ざかるように走り去るとは限らないからです。
縄張りへの侵入者(私)に対する威嚇誇示なのでしょうか?
素人目には、着水の滑り込みが楽しそうで、ただ遊んでいるようにも見えます。
カイツブリは潜水漁に適応した体の作りになっているため、翼が短く飛ぶのは苦手なのだそうです。
近くの川岸で喧しく鳴いているオオヨシキリ♂の囀りに混じって、ときどきキュルルル♪というカイツブリの鳴き声が川からかすかに聞こえました。
外見からカイツブリの性別を見分けられないのが残念です。
確かカイツブリの求愛誇示は♀♂が並走すると聞いたことがあります。
対岸の水際にペットボトルなどのゴミが漂着していて見苦しく、民度の低さがお恥ずかしい限りです。
川面に大量に浮いている白い物は、川を汚染する洗剤の泡やゴミではなくて、この季節の風物詩である柳絮です。(柳絮について詳しくは別の記事にします)
つづく→カイツブリのつがいが川面で羽繕い(野鳥)
 |
| カイツブリ(野鳥)@川面+着水 |
2019年5月中旬
川岸でオニグルミの木に巻き付いて育ったフジ(藤)の花が満開に咲いていました。
そこで3頭のトラフシジミ(Rapala arata)を見つけました。
翅を閉じて止まり、後翅を擦り合わせて尾状突起を動かして触角に見せかけています。(自己擬態)
口吻の状態を見ると、吸蜜してはいないようです。
マメ科のフジはトラフシジミ幼虫の食樹リストに含まれるので、産卵に来た♀なのかな?
(今回は産卵行動を観察できませんでした。)
映像から性別を見分けられないのが残念です。
最後に飛翔シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
 |
| トラフシジミ3@フジ訪花 |
2019年5月中旬
水入れ直後の水田の畦道でハシボソガラス(Corvus corone)が餌を探し歩いています。
畦道に落ちていた黒くて丸い物体に興味を示しました。
クルミの実のように見えますが、カラスは嘴でちょっと触れただけで、なぜか採食せずに素通りしました。
クルミの殻を割るのは大変なので、他の餌が豊富な時期には労力に見合わないのでしょう。
やがて私に背を向けると、畦道の横の草むらで餌を探し始めました。
そしてカエル(アマガエル?)と思われる生きた獲物を見事に捕食しました。
ハシボソガラスが生きたカエルを狩る様子を観察したのは初めてです。
▼関連記事
・ハシボソガラスが蛙の死骸を拾い食い【野鳥】
・トノサマガエルの死骸を食すハシボソガラス(野鳥)
この後のハシボソガラスの行動が興味深いのですけど、残念ながら後ろ姿でよく見えません。
土手の斜面を少し登ると、殺した獲物を草むらに隠して(貯食)その上に草を被せたように見えたのですが、どうでしょう?
その場でカエルを食べた(飲み込んだ)後で嘴を草で拭ったのかどうか、定かではありません。
営巣中ならば獲物を喉袋に入れて巣で待つ♀や雛に運ぶはずです。
実はこのとき、♀♂番が一緒に畦道で採食していました。
つづく→水田でタニシを捕食し巣に持ち帰るハシボソガラス(野鳥)
 |
| ハシボソガラス(野鳥)@水田畦道+カエル捕食 |