2018/08/22

カワラヒワの幼鳥を伴った親鳥♂がオオキンケイギクの実を採食し脱糞(野鳥)



2018年7月上旬

家庭菜園の隅の花壇でオオキンケイギクの花が散った後で実をつけていました。
その群落で細い茎に器用に掴まりカワラヒワCarduelis sinica)の成鳥♂が実を喋んで採食していました。
羽の黄緑色が濃いので♂と判明。(『フィールドのための野鳥図鑑:野山の鳥』p132-133より)
太い嘴で実を毟り取るように食べています。


親鳥が食事の合間に白い固形糞をポトリと排泄しました。(@3:25)
種子食性の鳥に食べられると草の種子は消化されてしまい、種子散布にはならないのかな?
実際にカワラヒワの糞を採集して未消化の種子が含まれているかどうか、いつか調べてみたいものです。

親鳥の背後にもう一羽が飛来しました。(@1:30)
しかしとても臆病で、オオキンケイギクの茂みの陰に隠れたままです。
カワラヒワ成鳥に比べて地味な鳥なので、初めは一瞬スズメかと思ったくらいです。
頭部や背中が地味な茶褐色をした個体です。
謎の鳥が少し羽ばたいて移動した際に、黄色い羽が見えました。
採食している親鳥の傍らでカワラヒワの幼鳥(巣立ち雛)がずっと餌乞い♪していたと後に判明します。
ときどきヒヨヒヨ♪という鳴き声が聞こえますが、この幼鳥が発していたようです。
幼鳥が見様見真似で自力でも採食しているかどうか、結局、見えませんでした。
もしかすると幼鳥は未だオオキンケイギクの細い茎に飛びついて止まる芸当が出来ないのかもしれません。

私がそっと横にずれて、幼鳥も撮ろうとしたら、親子の2羽が飛んで逃げてしまいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→幼鳥に巣外給餌



▼関連記事(4年前の撮影)
オオキンケイギクの種子をついばむカワラヒワ(野鳥)の群れ
ヒマワリの種子を口移しで給餌♪するカワラヒワ(野鳥)の親子?


カワラヒワ(野鳥)親鳥@オオキンケイギク実採食
カワラヒワ(野鳥)親鳥@オオキンケイギク実採食
カワラヒワ(野鳥)親鳥@オオキンケイギク実採食
カワラヒワ(野鳥)親鳥@オオキンケイギク実採食
カワラヒワ(野鳥)親鳥@オオキンケイギク実採食
カワラヒワ(野鳥)親鳥+幼鳥@オオキンケイギク実採食

オオキンケイギク花+実・全景
オオキンケイギク花+実

2018/08/21

アメリカキササゲの花蜜を吸うクマバチ



2018年6月中旬

校庭の隅にアメリカキササゲの高木が2本並んで立派に育ち、白い花が満開に咲いていました。
そこへキムネクマバチXylocopa appendiculata circumvolans)が何匹も集まり忙しなく訪花していました。
複数個体を撮影。

下から仰ぎ見ると高所で採餌するクマバチの顔色や複眼が見えず、性別を見分けられません。
少なくとも、後脚の花粉籠は空荷でした。
花の盛りは過ぎていて、雄しべの花粉はほとんど残っていないようです。

クマバチと言えばハナバチ類の中でも舌が短く、穿孔盗蜜の常習犯として有名です。
しかし、このアメリカキササゲの花に対しては毎回常に正当訪花し、盗蜜しませんでした。
花筒が充分に太いおかげで、クマバチも入口から楽々と潜り込んで奥の蜜腺を舐めることができるようです。

アメリカキササゲの円錐花序で隣接する花へ飛ばずに歩いて移動することもありました。(省エネ採餌)
花蜜が豊富な花に当たると夢中になって吸蜜し、なかなか外に出て来ません。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
風揺れが激しいので、あえて手ブレ補正処理はしませんでした。


クマバチ@アメリカキササゲ訪花吸蜜
クマバチ@アメリカキササゲ訪花吸蜜
クマバチ@アメリカキササゲ訪花吸蜜
クマバチ@アメリカキササゲ訪花吸蜜
クマバチ@アメリカキササゲ訪花

地面に落ちていたアメリカキササゲの花を拾い、中の構造を調べるために分解してみました(花弁を半分だけ割いた)。


アメリカキササゲ落花@採取
アメリカキササゲ落花@採取
アメリカキササゲ落花:入口@採取
アメリカキササゲ落花:下面@採取
アメリカキササゲ落花:内部構造@分解

アメリカキササゲ花
アメリカキササゲ花
アメリカキササゲ幹
アメリカキササゲ幹
アメリカキササゲ蒴果(前年の物が枝に残る)
アメリカキササゲ蒴果(前年の物が枝に残る)

夕暮れにニセアカシアの樹上を跳んで移動するハシボソガラス巣立ち雛(野鳥)



2018年5月下旬・午後18:29(日の入り時刻は18:52)
▼前回の記事
ハシボソガラスの親鳥が路上で採食するも幼鳥に巣外給餌せず飛び去る(野鳥)

河畔林のニセアカシア(別名ハリエンジュ)の枝に相変わらずハシボソガラスCorvus corone)の巣立ち雛が単独で隠れていました。
夕日を浴びた枝上で羽繕いしています。
暇そうにニセアカシアの白い花を嘴で軽くつまんだりしていますが、花を食べているのではなさそうです。
足元が覚束ない様子だったのに突然、大きくジャンプして羽ばたき、枝先に移動しました。
これも飛ぶ練習の一環なのかな?
多分、しつこく見ている私から身を隠そうとしているのでしょう。
近くに親鳥の姿は見当たりません。

夜になっても幼鳥はここをねぐらとしてこのまま独りで寝たのでしょうか?
親鳥や先に巣立った幼鳥(3羽居るはず)が近くに付き添って一緒に寝るのかな?
翌日の早朝(夜明け前)に現場を再訪して確かめたかったのですが、うっかり寝過ごしてしまった私は修行が足りません…。
この営巣地での観察記録は以上で終わります。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


昨年までは高圧線の鉄塔に営巣したハシボソガラスを定点観察しました。
今季は、より自然状態に近い樹上に作られたカラスの巣を観察しました。
樹上の巣は春になって花や葉が茂ると隠されてしまう、という難しさがあります。
また風が吹くと樹上の巣は揺れて、やや撮影しにくくなります。
という訳で、初心者には高圧線鉄塔などの人工物に作られたカラスの巣を観察することをお勧めします。


ハシボソガラス(野鳥)巣立ち雛@夕方:ニセアカシア枝

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