2017/10/09

夜明け前の巣で目覚めるハシボソガラスの雛(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#18


2017年6月中旬・午前3:48〜4:11(日の出時刻は4:15)

ハシボソガラス(Corvus corone)雛の巣立ちを見届けたくてしつこく通っているのですけど、さすがに飽きてきました。
そこで、撮影時刻をがらっと変えてみました。
夜明け前に出陣すると、晴れた夜空に明るい満月(月齢16.3)が出ていました。

いつもの撮影ポイントに着いて確認すると、3羽の雛鳥は未だ巣立ちしていなくて一安心。
前日は夕方まで雨が降ったので、定点観察をさぼってしまいました。
そろそろ梅雨入りしそうです。

朝露の降りた地面に座ると濡れるので、小さな折り畳み椅子と座布団を持参しました。
じっと座っていると冷えるため、冬のように防寒具を着こみます。

予想した通り、夜間は親鳥が巣に居ないことが分かりました。
親鳥の塒(ねぐら)は別な所にあるようです。(※追記参照)
雛が孵化したばかりで体温調節できない時期は親鳥♀が夜通し抱雛すると思われますが、未だ自分の目で確かめてはいません。

やがて東の空がきれいな朝焼けになりました。
親鳥が朝一でいつ帰巣するか分からないので、フォトジェニックな朝焼けを撮りたい誘惑を抑えつつ、三脚のカメラは巣にズームしたまま監視を続けます。

未明から巣内で雛が身動きしています。
白々と夜が明けてくると、目覚めた雛が羽根を伸ばし、羽繕いを始めました。
この撮影アングルだと朝は逆光になり、カラスのシルエットがくっきり見えます。

周囲で聞こえる野鳥の早朝コーラス♪が素晴らしいですね。
キジ♂も近くで縄張り宣言♪の母衣打ちを繰り返しています。
カラスの鳴き声も聞こえるようになりましたが、居場所は分かりません。

つづく→#19:日の出から巣に通い雛に給餌するハシボソガラス♀♂(野鳥)




※【追記】
中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』によると、
春から夏は繁殖期なので、縄張りを持っている成鳥は、ねぐらへは行かずに自分の縄張り内で寝ます。つまりその時期に(集団)ねぐらを利用しているのは、まだ縄張りを持たない若いカラスということ。 @p19-20より引用
北日本(東北地方の積雪地域)のカラスを観察している者としては、関東や西日本の観察記録よりも『札幌のカラス』の方が参考になります。


3:48 am

ミゾソバの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ♀



2016年9月下旬

水辺に近い遊歩道の脇に咲いたミゾソバの群落でフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
吸蜜の合間に身繕いしています。



2017/10/08

側溝内を探検するハシボソガラス(野鳥)




2017年6月下旬

細い路地の道端を流れる側溝の縁に一羽のハシボソガラス(Corvus corone)が佇み、下を覗き込んでいました。
意を決したように、側溝内にフワリと飛び降りました。

死角に入ってしまったので、撮りながら側溝に忍び寄ります。
側溝には浅い水が流れていました。
好奇心旺盛なカラスが水路を探索していたのでしょう。
水生昆虫などを捕食していたのかな?


▼関連記事
道端の側溝内で採餌するハクセキレイ♀(野鳥)

もしかすると、水を飲んだり水浴したかったのかもしれません。
私に対して警戒を解くと、ゆっくり歩いて下流へ移動しました。
何を採食するか見届けたかったのですが、残念ながらそこで邪魔が入りました。
横の路地を自転車に二人乗りした若者が通りかかると、カラスは驚いて飛び去ってしまいました。

このカラスは成鳥なのかそれとも最近巣立った幼鳥なのか不明です。
後日、同じ場所で同一個体またはその家族と思われるカラスと再会しました。(映像公開予定)
ちなみに、ここは定点観察していた営巣地とは全く別の場所です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ランダムに記事を読む