2014年11月下旬
水路の脇に溜め糞を見つけました。
2日前に近くで見た足跡はタヌキのものでしたので、これはホンドタヌキの溜め糞でしょう。
実はこの近くで一度だけアナグマをちらっと見かけたことがあります。
アナグマの溜め糞かもしれないと内心期待していたのですけど、糞を嗅いでみても「黄土色の絵の具」のような匂いはしませんでした。
糞の中に柿の種が混じっています。(※追記参照)
その溜め糞に一匹のベッコウバエ♂(Neuroctena formosa)が乗って身繕いしていました。
以前見られたような思わせぶりな翅の誇示行動はしていません。
両脚を擦り合わせているベッコウバエの側面から見ると腹部が黄色っぽいので♂ですかね?
採集を試みたものの、私の気配(殺気?)に敏感で逃げられてしまいました。
※【追記】
余談ですが、『種子散布―助けあいの進化論〈2〉動物たちがつくる森』によると、
カキの種子はぬるぬるしたゼリー状の物質に覆われ、ケモノの歯を容易にすりぬける。
2014年11月中旬
山間部の枯れた草むらでウソ♂(Pyrrhula pyrrhula)が何やら道草を食っていました。
飛び立ちの瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に撮り始めました。
白っぽく枯れたナギナタコウジュの果穂に止まって実を啄んでいるようです。
奥の茂みに♂がもう一羽潜んでいます。
採食シーンとして興味深いから高画質で記録しようとHDモードに切り変えた途端に飛び去ってしまいました。
ウソだろ、おい…。(ありがち)
近寄って調べてみると、ナギナタコウジュの葉は全て枯れ落ちていました。
茎を触れてみて断面が四角形であることを確認しました。
これはシソ科の特徴です。
2014年11月下旬
河川敷(湿地帯)で浅い泥に覆われた舗装路に野生動物の鮮明な足跡が残されていました。
前後の足跡とも指が4本なのでアナグマではなくタヌキ(ホンドタヌキ;Nyctereutes viverrinus)の足跡と判明。
ジグザグに付いているのでキツネの足跡ではありません。
『身近に体験!日本の野生動物2:タヌキを調べよう』によると、
・タヌキの指の数は、前足が5本、後ろ足が4本だけれど、足あととしてのこるのは、前後とも4本だ。(中略)ネコとの決定的なちがいは、前足の足あとに爪あとが付くことだ。(p12)
・アナグマは前足、後ろ足とも、指は5本だ。どちらの足跡にも鋭い爪あとがのこる。(p24)
実はこの近くで一度だけアナグマをちらっと見かけたことがあり期待していたのですけど、タヌキの足跡でした。
他に鳥の足跡もくっきり残されていたのですが、急いでいたので撮る余裕がありませんでした。
おそらくアオサギまたはシラサギではないかと予想。
 |
| 15cm定規を並べる。 |
 |
| 爪痕に注目 |