2015/04/02

タニウツギの花で穿孔盗蜜するクロマルハナバチ♀



2014年5月下旬

水辺の階段に咲いたタニウツギクロマルハナバチ♀(Bombus ignitus)が訪花していました。
花筒の根本を外側から噛み切り、吸蜜しています。
これは穿孔盗蜜と呼ばれる行動です。
花の雄しべに触れないため、後脚の花粉籠は空荷です。
この個体は正当訪花せずに盗蜜ばかりしています。

▼関連記事(同日、少し離れた群落で撮った別個体の映像)
タニウツギで採餌戦略(正当訪花/穿孔盗蜜)を切り替えるクロマルハナバチ♀



同定のため撮影直後に同一個体を採集しました。
以下は標本写真
後脚基跗節の形状を見ると、幅が広く外縁が弓なりに弧を描くことから、よく似たコマルハナバチではなくクロマルハナバチと判明。
時期的に創設女王かな?と思いきや、体長が〜14mmしかないのでワーカー♀ですね。
参考:『日本産マルハナバチ図鑑』


腹端に毒針
右マーラースペース
左後脚脛節:花粉籠
左後脚基跗節


【追記】
松浦誠『社会性ハチの不思議な社会』によれば、
盗蜜をするマルハナバチの中舌は、正常な吸蜜行動をする種にくらべて短いものの、硬質化して、基部で幅広くなり、花管を突き破りやすい構造になっている。 (p150より引用)


高圧線の鉄塔から飛び立つノスリ(野鳥)



2014年11月下旬

田園地帯の上空を旋回していたノスリButeo japonicus)と思われる猛禽類が高圧線の鉄塔に止まりました。
初めは後ろ姿で、真下に居る私に気づいていない様子。
尾羽の先が凹んでいないのでトビは除外できます。
鉄塔で向き直ると胸が白い。
眼光鋭く下界を見渡しています。
顔のクローズアップを撮っていたら急に飛び立ってしまい、翼の下面を確認できませんでした。
こんなに間近でノスリを見たのは初めてで、なかなかの迫力でした。






2015/04/01

樹液酒場で飛び回るシダクロスズメバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2014年8月中旬

里山の雑木林でシダクロスズメバチVespula shidai)のワーカー♀がミズナラ樹液酒場に群がっていました。
興奮したように入れ替わり立ち代り飛来し、常に2〜3匹が樹液を吸汁しています。
同じコロニーから来た仲間なのでしょう。
蜂の離着陸を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
発酵した樹液を摂取したせいで酩酊状態で飛んでいるはずですが、スローモーションで見ても特に飛行への影響は感じられませんでした。

白い眉斑の形状と頭楯の黒い斑紋が下縁に達していることからシダクロスズメバチと判明。



念のために1匹だけ採集しました。
以下は標本写真



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