2013/05/28
飛べ!カワラヒワ【野鳥:ハイスピード動画】
2013年5月上旬
街中で電線に止まったカワラヒワ(Carduelis sinica)が飛び立つ瞬間を240 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
飛ぶと翼と尾のきれいな黄色斑が目立ちます。
ラストはおまけで脱糞シーンもご覧下さい。@1:14
2013/05/27
タヌキの溜め糞で婚活するクロボシヒラタシデムシの群れ
2013年4月下旬
里山の細い尾根道に新鮮なタヌキの溜め糞が二山並んでありました。
多数のクロボシヒラタシデムシ(Oiceoptoma nigropunctatum)が溜め糞に集まっています。
交尾中のペアや糞食している個体も居ます。
こんな早春から出るということは、成虫越冬なのだろうか?
それとも蛹から羽化したばかりなのかな?
関連記事→「クロボシヒラタシデムシ♂は交尾中♀の触角を噛む性癖がある」
溜め糞を舞台にした糞虫の動きを長時間かけて微速度撮影してみれば面白そうです。
しかし生憎この日は三脚を持って来るのを忘れてしまいました。
後日、再訪したらこの溜め糞はサインポストとして最早タヌキに使われていないようで分解が進み、クロボシヒラタシデムシの姿もありませんでした。
やはりフィールドでは一期一会の撮影チャンスを確実に仕留めないといけませんね。
【追記】
岸本真弓『タヌキが糞をためる理由』によると、山で見つかる溜め糞は
経験的にいえば、地形的には山の斜面よりも尾根の上、緩い鞍部になっているところ、急な上りあるいは急な下りの後のほっとする平坦なところなどに多いと感じています。尾根上でも傾斜がきついところより緩いところでたくさんのタメ糞が見つかるのです。それに、下層植生が繁茂しているところよりも、糞をするときにタヌキの体がほかのものに接しないほどにすいたところのほうが多いように思います。 (『動物たちの気になる行動〈2〉恋愛・コミュニケーション篇』p171-172より引用)確かに、私がこのとき尾根道で見つけた溜め糞の場所はこの記述通りでした。
2013/05/26
カケス(野鳥)の警戒声♪を声紋解析してみる
2013年4月下旬
谷川の近くでカケス(Garrulus glandarius)がスギの枝に止まっていました。
「ジェー、ジェー♪」と2回鳴いてから飛んで逃げました。
警戒心の強いカケスをこれだけ至近距離から隠し撮りできたのは初めてでした。
カケスの警戒声を声紋解析してみる
近くを流れる谷川の水音が混入していますが、試しに2回鳴いた警戒声を切り出してスペクトログラムを描いてみました。
どうやらダミ声はきれいな声紋にならないようです。
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