2012/09/09
ヤサアリグモ♂(蜘蛛)
2012年7月上旬
山中の池の畔に立つスギの根元でやけに細長い、得体の知れない黒い虫がいるなと思ったらアリグモでした。
ヤサアリグモ♂はこんちゅーぶ!初登場になります。
予備知識がなければ絶対にハエトリグモ科とは分からないでしょう。
歩き始めると結構素早い動きです。
アリに擬態していると言われていますが、私はそれほど似ているとは思いませんでした。
(こんな蟻いるかな?)
林床を徘徊してすぐに葉裏に隠れてしまいます。
撮影後に同一個体を採集してみました。
クモの体長は糸疣や上顎を含めないらしく、この個体は約4mmでした。
とてにかく頭胸部が巨大で、いかにも重心がアンバランスに見えます。
アカシジミの飛び立ちハイスピード動画
2012年6月下旬
雑木林のフィールドを歩くと下草でアカシジミ(Japonica lutea lutea)が休んでいました。
飛び立つ様子をハイスピード動画(220 fps)に撮影してみました。
休む際は常に翅を立てて(閉じて)いるため、翅表の紋様を拝むには飛び立つ瞬間を捉えるしかありません。
翅表の前翅頂は焦げ茶色。
夥しい数のアカシジミがいるので選り取り見取りです。
午後になると樹冠を飛ぶようになるため、撮るのは難しくなります。
飛び立ってもそれほど遠くには行かずすぐに着陸するのですが、至近距離に止まっても互いに没交渉です。
近くを飛んでも乱舞や求愛行動を始めないのが少し不思議でした。
たまたま同性なのか、それとも午前中は全く求愛しないのだろうか(賢者モード)?
【おまけ】
後翅の破損した個体がいました。
鳥に捕食されそうになり、命からがら逃げてきたのかもしれません。
シジミチョウは休む際に後翅を擦り合わせるように動かして尾状突起を自らの触角に擬態しているとの説があります。
捕食者に体の前後を逆に錯覚させ、頭部に致命傷を受けるのを避けるためだ、というもっともらしい説明がなされます。
このようなビークマーク(捕食痕)の証拠写真を撮り貯めれば面白いかもしれません。
しかし、視覚に頼らずに狩りをする造網性クモにはそのような擬態作戦は通用しません。
| クサグモ幼体の棚網にかかり、餌食になったアカシジミ |
Labels:
スローモーション,
チョウ・ガ(鱗翅目),
飛翔
2012/09/08
イタドリの葉を食すドロハマキチョッキリ♀
2012年7月上旬
道端に高々と生い茂ったイタドリの群落でドロハマキチョッキリが葉に止まっていました。
(オオイタドリかもしれません。)
♂なら前胸下部に鋭い刺状の突起があるはずですが、この個体には見当たらないので♀だと思います。
接写の大敵である風が吹いて、葉が揺れます。
左手で葉を押さえながら接写すべきか迷うところですが、下手に手を出すと怖がって逃げられそうなので我慢しました。
緑の金属光沢が美しい。
脚を擦り合わせて身繕いしています。
葉先をうろつき始めたので、こんな虫食いだらけの葉に揺籃(落とし文)を作るのかと疑問に思いつつ見守ります。
飛んで隣の葉に移動しました。
葉裏に回り込み、しばし休息。
やがて葉表に戻ると、脚を擦り合わせて身繕い。
向きを変えて葉を食べ始めました。
主脈の横に食痕が見えます。
(食べ始める前はここに虫食い痕はありませんでした。)
揺籃作りの手順なのか、それともただの食餌か不明です。
関連記事→「カエデの葉を食すドロハマキチョッキリ♂?」
動画とは別に写真で記録したらストロボの連発を嫌がったのか、飛び去ってしまいました。
次回は離れた位置から見守ることにします。
登録:
投稿 (Atom)