2011/02/27

ツノアオカメムシを捕食するオオカマキリ♀



2008年9月下旬

褐色型オオカマキリ♀(Tenodera aridifolia)が路上で食事中でした。
獲物はツノアオカメムシとアオクチブトカメムシのどちらか悩ましいですが、側角の形状からツノアオカメムシ(Pentatoma japonica)の方だと思います。
カメムシの悪臭も気にする素振りもなく※ペロリと平らげました。
路上に落ちた食べ滓(翅や脚)は蟻が持ち去りました。

※ 【追記】
『ファーブル写真昆虫記9:やかましい演奏家(セミ・カメムシ・サシガメ・アワフキムシ)』p44によると、
カメムシの臭腺から放出される物質を吸い込むと、昆虫は体が麻痺してしまいます。しかし、口や胃からは吸収されないため、カマキリやオサムシは平気でカメムシを食べてしまいます。(中略)最近では、カメムシは自分の体を守るためでなく、近くの仲間に敵が居ることを知らせるために臭いを出す、と考えられています。


【追記2】
観察と発見シリーズ『カメムシ博士入門』p56にはカメムシの天敵がまとめられており、
カマキリはカメムシの臭気をものともしない
というキャプションを付けて、キマダラカメムシを捕食するカマキリの写真が掲載してありました。


2011/02/26

ミカドトックリバチ♀の泥玉作り




2010年9月中旬

砂利の敷き詰められた神社の境内に通って来る蜂がいました。
どうやらミカドトックリバチ♀(Eumenes micado )が巣材の泥玉を集めているようです。
別な虫の観察と並行して午後の13:40〜15:25に計12回撮影した映像をまとめてみました。
個体標識していないので同一個体かどうか不明ですが、何度も繰り返し飛来しました。


毎回飛び立つと境内に隣接する雑木林の方へ一直線に泥玉を空輸するのですが、残念ながら営巣地は突き止められませんでした。


「砂を噛むような生活」というと味気ない様を表しますが、左官屋を生業としているトックリバチは淡々と(嬉々として?)大顎で地面を掘り、飲んだ水を吐き戻しながら手際よく泥玉を作ります。
邪魔な小石が泥玉に付着すると、几帳面に大顎で取り除きます。
一つの泥玉が完成して巣に戻るまでに何度か場所を変えて土を採取しています。
これは近くのカメラを警戒した行動なのかどうか不明です。
砂利の表面にこびり付いた土を刮げ取っていくこともありました。
※もしかして営巣基質が石で、親和性の高い巣材を集めているのだろうか? 砂利にこびり付いた土の方が粒が細かく巣材に適しているのだろうか。


これまで本種の泥巣を見つけたことは未だ上写真の一例しかありません(2007年7月下旬)。
石碑の文字の窪みに徳利状の小さな泥巣が作られていました。
中を暴いてみると、少量の貯食物(芋虫)が萎びていました。

【追記】
当初はろくに調べもせずにムモントックリバチと表記していたのですが、ミカドトックリバチの誤同定でした。訂正します。


ウラギンヒョウモン♀の日光浴



2008年9月下旬

ウラギンヒョウモン♀(Fabriciana adippe)だと思います。
翅の開閉を不思議な仕方で(互いに擦り合わせるように)行っていました。
ただの日光浴なのか、それとも草地での産卵行動なのか、不明です。

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