2011/01/17

トノサマガエルを丸呑みするシマヘビ



2009年9月上旬

水辺の土手から妙な悲鳴※が聞こえたので音の主を探したら、蛇が蛙に噛み付いていました。
写真判定からシマヘビElaphe quadrivirgata)とトノサマガエルRana nigromaculata)だと思います。
血走った目はシマヘビの特徴の一つ。
右後脚をがぶりと噛まれたカエルは既に蛇毒が回って絶命しているかと思いきや、途中で少し動きました。
蛇が口を大きく開けていたのは丸呑みする前に顎関節を外すためだろうか。
口内に見える穴は確か気管の入り口だったはず(獲物を呑みながら呼吸を確保するため?※※ うろ覚え)。
動画を撮りながら欲を出してもう一歩近付いたら、蛇は身を翻して草叢に逃げてしまいました。
完全に飲み込むまでの一部始終を見届けられなくて残念無念。

※ ニホンアマガエルが飼育イオウイロハシリグモ♀に狩られた瞬間に上げた悲鳴と少し似ていたので、何となく察しがつきました。

※※ 【追記】
ヘビの口の中に見える穴(白い輪)は、肺に通じる気管の入り口である。人間も含めた他の動物では喉の奥に開いているのだが、ヘビではなんと、こんな位置に開口しているのだ。それは、大きな獲物をゆっくり飲み込むとき、気管が塞がれて窒息することを避けるためと考えられている。(『先生、巨大コウモリが老化を飛んでいます!:鳥取環境大学の森の人間動物行動学』p30-31より)

ヘビの気管は、口の中の下顎にあいています。軟骨や筋肉に守られているので、獲物を飲み込んでも窒息することはありません。(『科学のアルバム:ヘビとトカゲ』p19より) 



 

産卵地を探し歩くハネナガフキバッタ♀




2009年8月下旬

林道入り口で産卵しそうなハネナガフキバッタ♀(Ognevia longipennis)がいました。
しかしこの♀はひどく警戒心が強く、穴を掘り始めても決して近寄らせてくれません。
尾で土を浅く掘っては気に入らず移動する、をひたすら繰り返していました。
土の状態など産卵地の選択には神経質なようです。
穴掘りの際、邪魔になる後脚は地面から離し体に引き寄せています。
前の脚4本だけで踏ん張りながら尾で地面を掘ります。



 

イオウイロハシリグモ♀(蜘蛛):食卵した卵嚢の保護・放棄



2009年9月上旬

飼育中のイオウイロハシリグモ♀(Dolomedes sulfueus)は3個目の卵嚢を完成直後に自ら噛み裂き食卵してしまいました。
卵嚢は噛み裂かれた跡があり、空の袋になっています。
それでも一応、卵嚢の残りを2日間ほど惰性で持ち歩いていました。
やがて壁面に卵嚢を放棄して床に下りました。
産卵から卵嚢放棄までの期間が回を追うごとにどんどん短くなっている点も興味深く思いました。
♂と交接していないので無精卵を産み続けることになり、すっかり投げ遣りになっているのだろうか。
それとも老化なのだろうか。

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