2025年1月下旬・午前10:35頃・くもり
子猿を腰に乗せた母猿が、雪原の獣道を歩き去ります。
落葉したカキノキ大木の枝が揺れているということは、その枝を使って木下りした直後なのでしょう。
しばらくすると、樹上から若い別個体が降りてきて、下の枝に身軽に飛び降りました。
枝先をスルスルと下り、最後はぶら下がらず一気に雪面に飛び降りました。
両足から着地してますし、地上の積雪が緩衝材となって着地の衝撃を和らげたはずですが、今まで見たなかで最も怪我のリスクが高い無鉄砲な木下り方でした。
関連記事(同所同時期の撮影)▶ カキノキ大木からニホンザルが下りる方法(1)枝先にぶら下がってから雪面に後足で着地する場合【トレイルカメラ】
やんちゃな若い猿は、そのまま雪原を駆け去りました。
次に、幼い子猿を腹にしがみつかせた母親♀がカキノキの梢から降りてきました。(@0:31〜)
太い横枝に母子が並んで座りました。
ここからが本題です。(@0:34〜)
左上の太い幹から降りてきた別の母子に注目して下さい。
幼い子猿を腰に乗せた母親♀が、頭を上にした体勢で幹にしがみついたまま、ずり落ちてきました。
ニホンザルのこんな木下り術は初見です。
幼い子猿をおんぶして運びながら幹を更にずり落ち、最後は安全な高さから雪面に飛び降りました。
その母子も雪原の獣道を辿って奥に歩き去ります。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
【考察】
監視カメラによる90秒間の録画で、最も危ない(大胆な)木下りと最も慎重な木下りが撮れていて、その対比が興味深いです。
子連れの母親♀が全員、今回のように安全第一でカキノキ大木から下りる訳ではないので、母親の性格や身体能力に個性(個体差)があるのでしょう。
ニホンザルなのに高所恐怖症気味の個体がいるとしたら、面白い話です。
これは私の勝手な想像ですが、この母親♀も若い頃に高所から無茶な飛び降りをして怪我をしたことがあり、そのトラウマがあったり古傷が痛むのかもしれません。
つづく→
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