2026/04/27

鳥から毟り取った羽根が散乱するスギ林床を夜な夜なうろつきマーキングするホンドタヌキ:1月下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年1月下旬 

シーン0:1/20・午後12:17・晴れ・気温9℃(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。 
スギ防風林で鳥の羽根が捕食者に毟られ散乱していた地点を自動撮影カメラで見張っています。 
雪が積もって鳥の羽根はすっかり埋もれてしまいました。 

ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:1/21・午前5:53・気温-1℃(@0:03〜)日の出時刻は午前6:48。 
未明に画面左下から来たタヌキが、鳥の羽根が散乱した地点の匂いを嗅ぎ回っています。 
スギ立木の背後を右へ立ち去りました。 
雪面はモナカ状に凍っていて、ときどき足がズボッと潜るので歩きにくそうです。 


シーン2:1/21・午後18:47・気温0℃(@0:38〜)日の入り時刻は午後16:53。 
日がとっぷり暮れた晩に、奥から左の藪に沿って単独タヌキが手前へ立ち去りました。 


シーン3:1/21・午後23:58・気温-2℃(@0:38〜) 
約5時間後の深夜にタヌキがペアで登場。 
右から来た先行個体が、左の藪の手前で落枝を跨ぎながら排尿マーキングしたようです。 
スギ立木の背後を右へ立ち去りました。 

後続個体が右からやって来て、さっきと同じ地点で小便し、匂い付けしました。 
同一個体が続けてマーキングするはずがないので、行動を共にしているパートナーなのでしょう。 


シーン4:1/22・午後23:05・気温-2℃(@1:21〜) 
翌日の深夜に、フサフサした尻尾を高々と上げたままタヌキの先行個体が右から歩いて来ました。 
タヌキはネコのように尻尾を高々と上げて尿をスプレーしたりしないはずです。
スギの根元で排尿マーキングしたときの姿勢から、どうやら♀のようです。 
鳥の羽根が散乱していた地点の匂いを嗅ぎ回り、左の藪を通り抜けて雪原(雪で埋もれたソバ畑)へ向かいました。 

次に後続個体♂が手前から登場。 
先行個体と全く同じ地点(スギの根元)で排尿マーキングしました。 
このとき分かりやすく右後足を上げたので、♂と判明。 
目を凝らしても、股間に陰嚢は見えませんでした。 
小便した直後に小声でかすかに鳴きました♪。 


シーン5:1/25・午後21:47・気温-1℃(@2:09〜) 
3日後の晩、いきなりタヌキが左手前から右へ走り去りました。 
小声でガガガと吠えているのか、それとも激しい息遣いなのか分かりませんが、変な鳴き声が聞こえます。 
何かに驚いて駆け出したのか、繁殖期(発情期)に関係する追いかけっこなのでしょうか? 
すぐに右から歩いて戻って来て、左下へ向かいます。(別個体かも) 


シーン6:1/26・午前3:16・気温-3℃(@2:32〜) 
日付が変わった未明に、タヌキが奥から来て左下へ立ち去りました。 
死角でクゥーン♪と甲高く鳴く声が聞こえました。 


シーン7:1/27・午前0:53・気温-5℃(@2:45〜) 
翌日も深夜に単独タヌキが登場。 
手前を右から左へ横切りました。 
スギ林床を歩きながら、ククッ、カカッ♪と小声で鳴きました。 
タヌキにしては初めて聞く鳴き声です。 
(夜の藪に潜んでいる鳥の鳴き声ってことはないですよね?) 


※ 鳴き声が聞き取れるように、動画の一部は編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

タヌキの発情期が近いようで、いつもと違う鳴き声や行動が増えてきました。 


つづく→

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