2025/08/30

朽ちた切株を調べて営巣適地を探すムネアカオオアリの新女王

 

2024年6月下旬・午後12:50頃・くもり 


山中に設置したトレイルカメラで、野生のニホンイノシシSus scrofa leucomystax)が木の切株に体を擦り付けているように見えたので、現場検証してみました。 
スギの朽ちた切株で、苔むしています。 
イノシシの体毛や泥汚れなどは付着していませんでした。 

その切り株でうろついているムネアカオオアリCamponotus obscuripes)を発見。 
かなり大型の個体なので、ワーカー♀ではなく女王アリのようです。 (採寸するのを忘れました。) 
結婚飛行を済ませた新女王は水から翅を切り落とし、営巣に適した場所を探し始めます。 
アリハンドブック』でムネアカオオアリを調べると、
・平野部では、5〜6月に結婚飛行を行うが、山地では結婚飛行の時期が遅くなり、8月まで見られる。(p69より引用)


関連記事(2、14年前の撮影)▶  


こうした女王アリを採集して石膏でできたアリの巣観察キットで飼育すれば、ムネアカオオアリのコロニーが発展する様子を自宅で観察できるのですが、忙しくて余力がありません。 


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