2025年8月中旬・午前9:25頃・晴れ
全身がフワフワした綿羽で覆われているので、巣立ったばかりの幼鳥です。
羽根が毛羽立っているせいで、幼鳥は体が大きく見えます。
幼鳥はときどき羽繕いしています。
庭木の横枝に正面を向いて止まっているモズ幼鳥は、真夏の暑さに喘いでいるのか、嘴をやや半開きにしています。
周囲ではミンミンゼミ♂が暑苦しく鳴いています。
やがて白梅の横枝を伝って右に少し移動しました。
ガラス窓越しに室内から隠し撮りする私から隠れたつもりなのかな?
あるいは暑いので日陰に入ったのかもしれません。
また羽毛を整え、身震いしました。
幼鳥でもいかにもモズらしく、常に尾羽根を上下に動かしています。
ウメの茂みに隠れてキョロキョロと辺りを見回しているモズ幼鳥は、親鳥が給餌しに来るまで待っているのでしょう。
同時期に巣立った幼鳥の兄弟姉妹は分散して隠れているようで、どこにいるのか見つけられませんでした。
やがてモズの幼鳥は斜め下を向き、嘴を大きく開きました。
そして首を激しく振りながら、やや苦しそうにペリットを吐き戻しました。(@3:15〜)
ペリットは黒っぽくて丸みを帯びた塊で、意外に大きかったです。
今思うと、落ちたペリットを後で拾いに行けばよかったですね。
ペリットの内容物を詳細に調べれば、モズの幼鳥がどんな餌を親鳥から与えられて食べたのか推理できます。
最後にモズ幼鳥はピョンピョンと横枝を伝ってさらに右へ移動すると、手前に生い茂るケヤキ枝葉の陰に隠れてしまいました。
何か樹上の虫を嘴で啄んだようですが、狩りには失敗したようです。
ペリットを吐き出す瞬間を、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@3:44〜)
関連記事(12年前の撮影)▶ モズ♂の鳴き真似♪と虫捕食、ペリット嘔吐【野鳥】
【追記】
後でこの白梅の庭木を調べてみたのですが、鳥の巣は見つかりませんでした。
つまり、モズの営巣木ではありません。
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