2024年4月下旬・午後15:35頃・くもり
郊外の農地の端で、ススキの枯れた群落から緑の若葉が伸び始めました。
その草地で佇んでいたキジ♂(Phasianus versicolor)が、しばらくすると羽繕いを開始。
まず、左肩の羽毛を嘴で整えます。
このとき、翼の羽毛だけ少し逆立てていました。
次は右側を羽繕い。
頭部が痒くなったようで、右足と左足を順に使って掻きました。
再び羽繕いに戻ります。
尾羽を上に立てて、尾脂腺から分泌される油分を羽毛に塗り拡げています。
全身の羽毛を逆立てて身震いしたら、羽毛が寝ました。
身なりを整えてから首を上に伸ばし、ケンケーン♪と大声で絶叫しました。
この個体は約3.5分間隔で鳴いて、縄張りを主張していました。
左足を一歩前に踏み出し、ケンケーン♪と2回鳴きながらその場で4+11回も素早く羽ばたいていました。
この羽ばたき回数は個体差なのか、そのときの体調や気分次第なのか、気になります。
次はハイスピード動画に切り替えて母衣打ちを撮ろうとしたら、逃げられてしまいました。
※ やや遠い鳴き声がしっかり聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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