2025/01/06

新雪の積もったニホンアナグマの越冬用営巣地を横切る冬毛のホンドテン【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年1月下旬・午前0:45頃・小雪・気温-1℃ 

雪の積もった平地の二次林で、ニホンアナグマMeles anakuma)が越冬する営巣地(セット)を自動センサーカメラで見張っていると、小雪がちらつく深夜に冬毛のホンドテンMartes melampus melampus)がやって来ました。 
新雪が積もったセットを右から左へ横切り、後半は小走りになりました。 
ホンドテンは、雪の下に埋もれたアナグマの巣口LRには全く興味を示さずに素通りしました。 

林床の雪面にテン以外の足跡は全く付いていません。
映像をよく見ると、テンは尻尾の先をときどき雪面に引きずりながら歩いています。 
今後は雪面に残る足跡を読み解いてテンと見分けるためには、尻尾の跡も考慮する必要がありそうです。 


つづく→

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