2023年12月下旬・午後14:40頃・くもり
山麓の道端の落葉樹(樹種不明)にニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の♀♂ペアが登っていました。
樹上で2頭が仲良く寄り添い、♂が♀の背後から軽くマウントしたものの、本格的な交尾には至らなかったようです。
発情期のニホンザルは外性器が紅潮しています。
この♀は乳首が短く、育児(授乳)経験のない若い♀個体のようです。
現場は民家の裏庭で、室内犬がガラス窓越しに外のニホンザルに対して激しく吠えています♪(犬猿の仲) ※追記参照
それでもニホンザル♀♂は、室内のイヌを全く恐れる素振りはありませんでした。
この後も♀♂ペアが樹上で交尾を繰り返していたのですが、生憎カメラのバッテリーが切れてしまい、これ以上は記録できませんでした。
気温の低い冬には、スペアのバッテリーも保温しながら携帯した方がよいかもしれません。
※【追記】
辻大和『与えるサルと食べるシカ: つながりの生態学』によると、
サルは犬を見ると激しく警戒し「クワン」「カン」という高い声を出す。かつての天敵であるオオカミに対する、警戒行動のなごりなのだろう。(p182より引用)
しかし、私はまだそのような警戒声を実際に聞いたことはありません。
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