2023年7月中旬・午後14:45頃・晴れ
雑草が繁茂する休耕地にあるホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の営巣地を久しぶりに見に来たものの、巣口にタヌキ幼獣の姿はなく、タヌキの気配を感じられませんでした。
子育て中はなるべく巣穴に近づかないようにしていたのですが、最後に見たのは6月上旬です。
巣口から伸びる溝(アクセストレンチ?)の土が白っぽく乾いています。
その地面でオオモンクロクモバチ(Anoplius samariensis)が翅を小刻みに開閉しながら身繕い(化粧)していました。
本種の性別の見分け方を私は知りません。
もし♀ならば、草むらで獲物のクモを狩ったり、裸地に巣坑を掘るかと期待したのですが、すぐに飛び去ってしまいました。
オオモンクロクモバチが飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、背後からクロアリ(種名不詳)に奇襲され、驚いて飛び立ったことが分かりました。
近くの森からニイニイゼミ♂(Platypleura kaempferi)の斉唱♪がかすかに聞こえます。
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