2023年10月中旬・午後12:10頃・晴れ・気温24℃
2番目に獣道を右上奥から歩いてきた個体(@0:07〜)は口をモグモグと咀嚼していて、口から何か食べ物(咀嚼物)がこぼれ落ちました。
アナグマの巣口Lの横で立ち止まり、体の痒い部位を右後脚で掻きました。
巣口Lを覗き込んだものの、タヌキやテンとは違って巣穴の中に潜む虫を捕食することはありませんでした。
後続の子猿が追いついてきました。
この2頭はおそらく母子なのでしょう。
母親♀は左へ通り過ぎる際に、ちらっとカメラ目線になりました。
別アングルで設置した監視カメラに続きが撮れていました。
ニホンザルの母子は、アナグマの巣口Rも通りすがりにちらっと覗き込んだだけで、立ち去りました。
最後に登場した個体(成獣♀?)は黒い首輪を装着していました。
猿害対策として群れの現在地をリアルタイムで把握するために、一時捕獲した個体にGPSの首輪を装着しているのではないかと推測しています。
この個体はアナグマの巣口Rには興味がなく、林床をのそのそ歩いて素通りしました。
関連記事(3.5ヶ月前の撮影)▶ ニホンアナグマの巣穴を覗き込む首輪付きのニホンザル♀【トレイルカメラ】
ここは平地の二次林で、ニホンザルの群れを養えるだけの充分な食料があるとは思えませんが、パッチ状に分布する二次林や農地を「緑の回廊」として遊動しているのではないかと予想しています。
里山で暮らす群れとは独立した別部隊なのかな?
首輪を装着した個体のGPSが記録した軌跡を私も見てみたいのですけど、問い合わせたら素人にも教えてくれるものでしょうか?
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
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