2023年10月中旬〜下旬
シーン0:10/12・午後14:38・晴れ・気温28℃(@0:00〜)
シーン0:10/12・午後16:59・晴れ(@0:04〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで録画された現場の状況です。
ニホンアナグマ(Meles anakuma)の旧営巣地(セット)がある平地の二次林を新旧2台のトレイルカメラで監視しています。
シーン1:10/17・午後17:04(@0:08〜)日の入り時刻は午後17:03。
ちょうど日没前後にホンドテン(Martes melampus melampus)が現れました。
毛皮が白っぽく見えますが、旧機種による動画撮影では夏毛か冬毛か見分けられないのが残念です。
アナグマの巣口Rの奥を覗き込んでしばらく匂いを嗅ぎ回ってから、巣の主(アナグマ)が留守だと判断したようです。
遂に意を決して巣穴Rの奥に侵入しました。
巣内で方向転換したようで、しばらくすると頭から外に出てきました。
その後は、巣口R付近の林床を逃げ回る小さな虫を捕食しようとしています。
シーン2:10/26・午後22:29・気温9℃(@1:08〜)
9日後の晩に登場したテンがアナグマの巣口Lを覗き込んでいました。
アナグマが3時間前に掘り出した(映像公開予定)ばかりの新鮮な土の匂いをアクセストレンチLで嗅ぎ回り、慎重に巣穴Lへ侵入しました。
しばらくすると慌てて外に飛び出したホンドテンが何か虫を捕食していました。
巣穴Lに潜む穴居性の昆虫を狩ったようです。
映像では小さな獲物の正体を見極められませんが、例えばカマドウマの幼虫ではないかと予想しています。
狩りの成功体験に味をしめしたテンは、再び入巣L。
残念ながらここで1分間の録画が終わり、出巣Lの瞬間まで見届けられませんでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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【考察】
近所のホンドタヌキだけでなく、ホンドテンもニホンアナグマの空き巣に通って虫を捕食していることが分かりました。
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