前回の記事:▶ 夜のスギ林道を走り回る野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】
2022年9月下旬
里山のスギ林道に設置された自動撮影カメラに写った野ネズミ(ノネズミ)の記録です。
シーン1:9/22・午後22:32・小雨・気温16℃
画面の右下隅の辺りをウロチョロしています。
しばらくすると、戻ってきた同一個体?が林道を右へ走り去りました。
実は画面の右下隅の辺りに野ネズミの巣穴があることが後に判明します。
シーン2:9/23・午前00:28・小雨・気温16℃ (@0:23〜)
2時間後も小雨が降り続いています。
対面に見えるスギ大木の根元から左に少し移動してから林道を手前に横断しました。
しばらくすると、画面下から林道に戻って来ました。
タヌキとアナグマが共有している溜め糞場sをあちこち駆け回ります。
しかし、溜め糞に含まれる未消化の種子とか食糞性昆虫を目当てに来たという訳でもなさそうです。
林道上に転がっている落枝に乗ると、伝い歩きします。
この地点で野ネズミがこれほど長時間写ったのは初めてかもしれません。
スギ植林地の林床には野ネズミが好むドングリなどの堅果は落ちていないはずなのに、一体何を探し歩いているのか、不思議でなりません。
「探しものは何ですか?」
【追記】
以前、このスギ林道でリスがクルミを貯食していました。
関連記事 ▶ スギ林道でクルミの実を運ぶニホンリス【トレイルカメラ】
想像を逞しくすると、野ネズミはリスが隠した(埋めた)貯食物をたまたま見つけて横取りした成功体験(労働寄生、盗み寄生)が忘れられずに、この林道に執着して熱心に探索しているのかもしれません。
シーン3:9/23・午前4:01・気温16℃ (@1:23〜)
3.5時間後、野ネズミが林道を手前に横断しました。
どうやら小雨は降り止んだようです。
シーン4:9/24・午後21:18・気温16℃ (@1:29〜)
画面中央から奥に向かって林道を横断すると、スギ大木の根元にぶつかりそうになってから右折し、下草の陰に姿を消しました。
画面奥の斜面を谷側に下って行ったのかもしれません。
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