2021年8月中旬・午前5:10頃・気温14℃(日の出時刻は午前4:54)
大雨が降った後、川の増水で氾濫原の獣道がすっかり冠水していました。
日の出直後の早朝に通りかかった1羽のアオサギ(Ardea cinerea jouyi)がトレイルカメラに写っていました。
普段はアオサギがこの獣道を歩いて通ることは一度もなく、専ら近くの水路や池で暮らしています。
大雨の増水で氾濫原になると、自ずと行動域が広がるのでしょう。
水深はアオサギの長い足の膝上まであります。
カメラの存在にアオサギは全く気づいていないようです。
画面の左から右へゆっくり横切るように渡渉しています。
画面奥に広がる湿地帯(ヨシ原と柳灌木)の手前で
カメラの正面で立ち止まったアオサギが水中の獲物(小魚?)に狙いを付けて嘴を一閃しました。(@0:15)
しかし残念ながら捕り逃してしまったようです。
なぜか急に左を振り返って警戒しました。
長い首を中心に全身の羽毛を逆立てたのは(鳥肌が立つ)、激しい興奮の現れだと思うのですが、何を見たのか不明です。
その後は抜き足差し足で水中の倒木をまたぐと、右へ歩き去りました。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
映像も明るく加工しました。
アオサギは警戒心がとても強く、普通に撮ろうとしてもカメラを向けただけで逃げてしまうことが多いです。
トレイルカメラ(無人センサーカメラ)という文明の利器を使うことで、アオサギの全く無防備な姿、自然な行動を撮影することができました。
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