2021年7月中旬・午前3:30頃・気温13〜14℃
水辺の泥に覆われた路上にタヌキと思われる足跡が頻繁に残されていたので、証拠映像を撮るために、無人のセンサーカメラ(トレイルカメラ)を仕掛けています。
前回の記事:▶ 泥の獣道に残るホンドタヌキの足跡
野生の哺乳類の多くは夜行性ですから、明るい昼間はカメラの監視を休止するように設定してバッテリーの消耗を軽減しています。
深夜に2頭のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が連続して現れ、獣道の匂いを嗅ぎながらを同じ方向に(左から右へ)歩き去りました。
長期間の調査で監視映像に最も頻繁に登場した哺乳類は、予想通りタヌキでした。(映像公開予定)
私には性別を見分けられませんが、今回の2頭は番 の♀♂ペアなのかな?
この獣道を計何頭のタヌキが利用しているのか個体識別できていませんが、少なくとも2頭が生息していると、この動画で明らかになりました。
(細かいことを言うと、続けて撮れた2本の動画の間の数秒のタイムラグ中に3頭目がトレイルカメラの前を素早く横切った可能性を否定できません。)
1頭目の個体はトレイルカメラの方を少し気にしました。
その目が白く光って見えます。
実は路上にアメリカザリガニの死骸が転がっているのですが(映像公開予定)、2頭のタヌキは無視して通り過ぎました。
※ 赤外線による暗視映像が全体的に暗かったので、動画編集時に正規化処理(equaliz0r)しています。
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