2021年4月中旬・午後15:45頃・晴れ
田んぼ(この時期は刈田の状態)に面した住宅街で、見慣れない鳥が私に驚いて柳の灌木に避難しました。
夏羽のノビタキ♂(Saxicola torquata)は初見です。
春になり、夏鳥のノビタキが繁殖のために渡来してきたようです。
未だ換羽の途中らしく、これから胸の茶色い部分がもっと縮小するようです。
風で揺れる細い枝先には柳の花が咲いています。
ノビタキ♂は尾羽根を上下させてバランスを取っています。
横の道を子供が通りかかると、ノビタキ♂は飛んで逃げました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
【追記】
山形新聞社『やまがた野鳥図鑑』によれば、
夏羽の♂を見る機会は、本県の場合、春先だけに限られる。春秋だけ本県を通過していき、主に北海道で繁殖し、日本より南で越冬する体。ノビタキが通過していくのは、河川敷や農耕地。春は4月上旬から3週間程度だろうか。秋なら稲刈りの時期だ。(p199より引用)
私の観察でも、まさにこの記述通りです。
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