2021年3月下旬・午前6:20、6:55、7:10、735および7:40・晴れ
コハクチョウ(Cygnus columbianus bewickii)の越冬群が毎晩集まって一緒に眠る集団塒の川があります。
朝日が登ると白鳥の群れは続々と川から飛び去り、朝の採食に出かけます。
大型の水鳥であるコハクチョウが一斉に助走を始め、川面から飛び立つ様子は何回見ても感動します。
白鳥はまず、川面で上流を向いて隊列を整えてから首を上下に動かし、鳴き交わし始めます。
群れの離陸準備が整い鳴き交わしが最高潮に達すると、翼を広げ力強く羽ばたきながら上流に向かって助走を始めます。
川から飛び立つとそのまま隊列(雁行陣)を組んで採食地へ向かいます。
我ながら大迫力の映像が撮れました。
次は離陸直後の羽ばたきを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:35〜)
高度が充分に上がるまでは、翼を打ち下ろすたびに先端の羽根が水面に触れています。
羽繕いで油分を含ませた羽根は水を弾くので、濡れて重くなることはありません。
↑【おまけの動画】
同じ日の午前5:20分頃、カメラの位置や画角をしっかり決める前に白鳥の第一陣による離塒が始まってしまいました。
慌てて撮り始めたのでいまいちの映像ですが、個人的な記録としてブログ限定で公開しておきます。
単独で飛び去る一匹狼の個体もいるのですね。
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