2020年7月下旬・午後16:35頃・晴れ
平地の農道に咲いたシロツメクサの群落でキンケハラナガツチバチ♀(Megacampsomeris prismatica)が少なくとも2匹、訪花していました。
個々の小さな蝶形花に丹念に正当訪花して口吻を差し込み、吸蜜しています。
この組み合わせは初見です。
同じ農道に疎らに咲いていたヒメジョオンの花には全く興味を示さず、シロツメクサばかり続けて訪花しています。
現場では同一個体を追いかけて撮ったつもりでしたが、映像を見直すと、
1匹は地中から羽化したばかりなのか、頭頂部の単眼や腹端、後脚の脛節などに乾いた泥が付着しています。
単眼が塞がれて見えなくても訪花および飛翔行動に支障は無いようです。
自覚があれば身繕いして単眼にこびりついた土を落とすと思うのですけど、それよりも空腹を満たすのが優先なのでしょう。
通常マクロモードの撮影でレンズを吸蜜中の蜂にそっと近づけても、逃げませんでした。
花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@3:07〜)
最後はシロツメクサの花から隣のイネ科の葉に歩いて移動したら、自分の体重を支え切れずに落ちてしまいました。
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