2016年11月上旬・午前6:40頃
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コハクチョウ:川での採食法(冬の野鳥)
早朝に川岸近くでコハクチョウ(Cygnus columbianus)の小群(成鳥3羽および幼鳥2羽の計5羽)を撮影していると、一緒に採食しているオナガガモ(Anas acuta)の大群を邪険に追い払う行動が繰り返し見られました。
邪魔な(目障りな)鴨を追い払って空いたスペースで採食するのです。
コハクチョウの成鳥も幼鳥も長い首を前方に伸ばして目障りな鴨たちを嘴で突いたり威嚇したりして、激しく追い立てています。
コハクチョウ自身が岸に上陸したい訳ではないのに、ただの意地悪というか、面白がって鴨を追い立てているだけにも見えます。
空腹で気が立っているのですかね?
性格悪いなーと思いますけど、ヒトの幼児も公園で走り回りハトの群れを無邪気に追い散らして遊んだりするので、五十歩百歩でしょう。
「オナガガモ、そこのけそこのけ、コハクチョウが通る。」字余り
今季は鳥インフルエンザの流行を恐れて、この川で白鳥への給餌を中止したらしいので、餌不足なのでしょう。
(昼間は他の餌場まで飛んで行き、夕方になるとこの川に帰って来て塒入りするのです。)
同じカモ科とは言え、オナガガモよりも体格に断然勝るコハクチョウが喧嘩に強いのは当然です。
(正確に言えば喧嘩らしい喧嘩にもならず、オナガガモはただ逃げ惑うだけで一切反撃しません。)
白鳥はその見た目から「聖なる鳥」のような印象を持たれていますが、実像は普通に性格が悪い(意地悪)と知り、なんだか安心しました。
白鳥に抱く「清純で無垢な鳥」というイメージが一変する衝撃映像かもしれません。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
この種間闘争はいつ起きるのか予測不能なので、長撮りした映像素材から編集で抜き出しました。
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