2012年9月下旬
道端に生えたクロバナヒキオコシの群落にキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が訪花していました。
紫色の可憐な花を丹念に飛んで回り、蜜を吸っていました。
忙しなく離着陸を繰り返す様子を220 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
個々の花の蜜量は少ないようで、次から次へと忙しなく飛び回ります。
同一個体の蜂なのか、何度もこの群落に戻って来ます。
別の日に撮ったHD動画↓もご覧下さい。
2012年9月上旬
この日は調子に乗って撮っていると、虫の居所が悪かったのか急にキイロスズメバチが突然こちらに向かって飛んできました。
一瞬だけカメラの黒い鏡筒に止まり、肝を冷やしました。
静かに後退りして事無きを得ました。
やはり黒い色はスズメバチを怒らせる作用があるのかもしれません。
油断は禁物。
【追記】
『昆虫の集まる花ハンドブック』p76によると、クロバナヒキオコシは
『昆虫の集まる花ハンドブック』p76によると、クロバナヒキオコシは
マメ科の花にそっくり。雄しべ雌しべは下の花びらの中にある。操作形の花にしては珍しく、小形のスズメバチが好んで訪れる。
この記述は少し問題があり、クロバナヒキオコシはマメ科ではなくシソ科です。
クロバナヒキオコシの花は蝶形花ではなく唇形花です。
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