ニホンザル子猿の水遊び
2012年8月下旬
コンクリート三面張りの深い用水路には万一水に落ちたヒトが自力で脱出するための様々な工夫が講じられています。
そうした安全策の一つとして、側面の壁に垂直の梯子が随所に設置してあります。
林縁を流れる用水路の岸を一列縦隊で歩いて来る野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れを撮っていたら、その梯子を子猿が独りでするすると最下段まで下りてぶら下がり、手を伸ばして流れる水面に触れました。
泳ぐのかな?と一瞬思いましたが、さすがに水には入りませんでした。
子育て中のお母さんが見たら思わず「危ない!!」と目を覆って悲鳴を上げたくなるような光景ですけど、野生の子猿の身体能力をもってすれば危険でもなんでもないようです。
ワイルドだろ〜?
母猿も特に心配するような素振りは見せませんでした。
サルの群れと遭遇するとあちこちで色んな事件が巻き起こるので、どの個体を撮るか目移りしてしまいます。
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