2016/12/31

巣口周辺の雑草を避けて飛ぶクロマルハナバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】



2016年7月上旬・午後12:40〜13:12


▼前回の記事
クロマルハナバチのコロニーの活動【HD動画&ハイスピード動画】

クロマルハナバチの巣:定点観察#7


クロマルハナバチBombus ignitus)の営巣地を9日ぶりに再訪。
梅雨の長雨が降っても排水口内の巣が浸水することなく、無事で良かったです。

側溝に繁茂した雑草(ハナタデ??)が伸びて巣穴をすっかり覆い隠していました。
出入りする蜂が邪魔な草を刈って(噛み切って)飛行ルートを整備するかと予想していましたが、いまのところ雑草は放置しているようです。
コンクリート土留の上から垂れ下がっているヨモギの枯れ茎がちょうど巣穴の位置の目印になっています。

蜂の羽音を録音するために、初めは通常のHD動画で撮影しました。
動画編集時に音量を最大にしました。

後半はいつものように240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮影。(@2:02〜)
外役から帰巣したワーカー♀は雑草の手前で減速ホバリング(停空飛翔)し、蛇行しながら飛んで入巣します。
このとき羽ばたきの風に煽られて巣口の草がなびいています。
定位飛行を逆再生した映像と似ているかもしれません。
出巣の際も巣口に生えた雑草が邪魔で蜂はまっすぐに飛び出せずに苦労しています。
空荷で帰巣する個体もいれば、白い(薄い橙色?)花粉団子をせっせと搬入している個体もいます。

この巣がクロマルハナバチなのかコマルハナバチかでずっと迷っていました。
梅雨入りしてもコロニーが活動しているので、コマルハナバチではなさそうです。
コマルハナバチにしては大型の個体も出入りしていました。
個体数もかなり増えたようで、短時間で撮れ高は充分になりました。
蜂にマーキングして個体識別しないとコロニーの規模(個体数)は分かりません。
長撮りしていると2匹の蜂が連続して帰巣および出巣することがあったので、少なくとも2匹の外役ワーカーがいることが分かります。

つづく→#8:フキバッタの幼虫を捕食するニホンカナヘビ【ハイスピード動画】



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