2016年9月上旬
イラガ(蛾)の飼育記録#2016-1
湿地帯の近くに生えた若いハンノキの灌木でイラガ(Monema flavescens)の幼虫を3頭見つけました。
大小様々の個体で、おそらく齢数もまちまちなのでしょう。
互いに離れた葉の裏でじっとしていますが、葉に食痕が残されています。
いつ見てもイラガの幼虫はカラフルな配色で(警告色)、秀逸なデザインだな―と感心します。
飼育するために、素手で触れないように注意しながらいそいそと採集しました。
周囲に生えたハンノキ幼木も何本か見て回り、計5頭のイラガ幼虫を採集しました。
過去にも何度かイラガの飼育に挑んできたものの、なかなか生活史の全貌を見れていません。
特に、繭作りをなんとしても自分の目で観察してみたいのです。
イラガ幼虫を一頭だけ単独飼育するとなぜか営繭できずに死んでしまう個体がいるのです。
過去の反省を活かして、複数個体で飼育を始めます。
同時並行で飼育している同じイラガ科のウスムラサキイラガとの相違を比較するのも面白そうです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#2:イラガ(蛾)幼虫同士の喧嘩
容器のサイズは8.0×17.5cm。 |
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