2026/08/31

★林内の排水溝に入って水中の獲物を追い回したり、丸木橋を使って対岸に渡ったりするニホンザルたち【トレイルカメラ】

前回の記事:▶ 追いかけっこ遊びに夢中で排水溝の雪解け水に落ちるニホンザルの幼獣【トレイルカメラ】 2025年4月下旬・午前11:05頃・くもり晴れ・気温24℃ ニホンザル♀♂(Macaca fuscata fuscata) ニホンザル2@満水路:丸木橋+遊動+入水+探餌採食+渡河 4-25 11:05:02 DSCF0027 24℃ a@左岸を手前から遡り、丸木橋に腰掛けた。 カメラに背を向けている。 顔が紅潮しているので、まだ発情しているようだ。 その後も尻や胸が見えず、性別不明。 右足で痒い右こめかみを掻いた。 0.18 後続個体bが手前からのっそり登場。 水路の中をジャブジャブ歩いて遡上していた。 bが近づくと、aは丸木橋を渡ってスタコラと対岸(右岸)へ。 今度はbが丸木橋に腰掛けた。カメラに背を向けている。 丸木橋から身を乗り出し、手を伸ばして水中を探っている。 探餌採食行動 両手両足が入水することも厭わない。 再び丸木橋に腰掛けた。 0.38 左上奥のスギ林内を別個体が遊動。 さっきの個体aかも? 溜め糞場WBCへ向かっている? 1.00 END くもり。後半は晴れた? ニホンザル3@満水路:丸木橋+遊動+入水+探餌採食+渡河+木登り下り 4-25 11:06:10 DSCF0028 26℃ 丸木橋で子猿がもう1頭増えていた。 ともに入水して探餌? 0.12 入水していた年長個体が丸木橋の子猿に挑発しつつ、三角跳びのように右岸へ上陸。 小川に居残った個体(子猿)は左岸から張り出した落枝を頼りに小川の水中を覗き込んでいる。 飲水行動ではない。 落水して全身ずぶ濡れ。 丸木橋を使って対岸に渡り、 その間に奥で成獣が小川の岸を遊動している。 0.49 左から別個体が登場。さっきの年長個体が戻ってきた? 毛皮が少し濡れている。 さっきの子猿と同じ探餌行動を始めた。 小川の水中に気になる生き物がいるらしい。 水生昆虫? カエル? 小魚? それを見た子猿が慌てて丸木橋を使って対岸へ逃げた。 少し奥の左岸から伸びた灌木の幹によじ登り、渡河を試みたが、対岸には届かないので引き返した。 対岸の灌木は棘だらけのハリギリなので、飛び移るのを躊躇したのだろう。 右岸には棘だらけのハリギリ灌木が生えているが、サルは棘が痛いのか木登りしない。 1.00 END 晴れ ニホンザル3@満水路:丸木橋+遊動+入水+探餌採食+跳躍渡河+木登り下り+追いかけっこ遊び 4-25 11:07:20 DSCF0029 27℃ つづき。 年長個体が丸木橋から身を乗り出して、小川の水中を両手で探っている。 戻ってきた子猿が丸木橋で並んで水中を覗き込んだ。 年長個体が右岸に走って上陸すると、子猿が追いかけ始めた。 右岸の少し奥に別個体が来ていたことに気づいた。 奥で成獣が左から右へジャンプして小川を渡河。 子猿も真似して右へジャンプし、対岸まで届かなかったが、水没した灌木(マルバゴマキ?)にしがみついた。 もう一頭の年長個体も跳躍渡河。 左岸を奥へ歩き去った。 子猿が右岸に跳躍渡河。疲れを知らず、右に左に跳躍渡河している。 最後に岸辺で木登り。 この3頭は、母親♀と年子の兄弟姉妹だろうか? 1.00 END くもり ※ 水音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 つづく→

林内の水辺で集めた餌を持ち去る春のハシブトガラス【野鳥:トレイルカメラ】

 



2025年4月下旬・午前7:30頃・晴れ・気温8℃ 

春の林内で雪解け水が貯まった排水溝を自動センサーカメラで見張っています。 
晴れた朝に1羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が岸辺に来ていて、嘴で何かを啄んでいました。 
皮を剥いて中身をその場で食べたのかと思いきや、集めた餌を嘴に何個も咥え、右へ歩き去りました。 
動画を拡大して見直しても、採食メニューが不明です。 

この後、巣に持ち帰って抱卵/抱雛中の♀に給餌したのでしょうか? 
あるいは、どこかに餌を隠した可能性もあります(貯食行動)。 

2時間20分後、排水溝の対岸で採餌していたハシブトガラスが手前に飛び立つ様子が撮れていたので、おまけで追加しました。 


つづく→

2026/08/30

池の水面に浮かぶ煮干しに群がるアメンボの謎

 

2026年4月下旬・午後14:30頃・晴れ 

山麓にある池Hで水生生物を定点観察しています。 
餌として持参した煮干しを池に投入してみました。 
煮干しの頭部は予め取り除き、縦半分に裂いてあります。 
水中に煮干しの匂い(出汁)が少しでも拡散しやすくするためです。 

しばらくすると、水面に浮いた煮干しに3匹のアメンボ(種名不詳)が乗っていました。 
アメンボは死んで乾燥した小魚から吸汁したり体外消化したりできないはずですから、ただ水面に浮いた煮干しに乗って休んでいるだけでしょう。 
あるいはもしかすると、乾燥煮干しから水中に溶け出したアミノ酸やミネラル成分をアメンボは口吻で吸汁しているのかもしれません。 
そのままいかだのように、水面を漂っています。 

アメンボは、隣の個体と脚で蹴り合って牽制しているようにも見えましたが、どうですかね?
途中から4匹目の個体が水面を遊泳してきて、煮干しに辿り着きました。 
死んでいる煮干しは暴れて水面に波紋を作りませんから、アメンボが誘引されるはずがありません。 
仲間が集まっているので、興味を持ったのかもしれません。 
いつの間にか水面の煮干しに誘引されたアメンボは1匹増えて、計5匹になっていました。 
それでもアメンボは求愛や交尾を始めなかったので、お見合い場所(レック)でもなさそうです。

やがて春風が吹いて煮干しが傾き、一気に水中へ沈みました。 
池に投入した乾燥煮干しが水を吸って、比重が大きくなったのでしょう。 
煮干しに群がっていたアメンボは、慌てて離脱・解散しました。 

煮干しが池の底に沈むと、たちまちヤマアカガエルRana ornativentris)の幼生が群がって食べ始めました。 
煮干しの姿が見えなくなるぐらい多数の黒いオタマジャクシが殺到しています。 
この池でオタマジャクシは強力なスカベンジャー(掃除屋)として死骸を始末してくれます。 

実は、縦に裂いた煮干しの残り半分は先に沈んでいて、オタマジャクシがすでに群がっていました。

池の水面と水中で別々のドラマが繰り広げられている上に、水面には陸地の世界が反射しています。 
MCエッシャーの有名なリトグリフ(版画)『三つの世界』を連想しました。 


つづく→

ランダムに記事を読む