2026/07/27

春の池で息継ぎのために浮上・潜水を繰り返すアカハライモリ

 

2026年5月中旬・午前10:40頃・晴れ 

沢の水が貯まった山麓の池HでアカハライモリCynops pyrrhogaster)が暮らしています。 
両生類のイモリは、幼生の時期にはエラで呼吸しますが、変態を経て成体になると、肺呼吸(+皮膚呼吸)になります。 
普段は水底で活動しているアカハライモリ成体は、尾を左右にくねらせながら泳いで浮上すると、水面で呼吸します。 
このとき口から小さな泡が水面にプクッと形成されます。 
イモリは捕食者を恐れているのか、水面には決して留まらずに素早く潜水して池の底に戻ります。 

この時期はアカハライモリの繁殖期で、求愛行動が繰り広げられていました。(映像公開予定) 
シーン1の個体は、尾が紫色の婚姻色になっているので、♂です。
シーン2は、息継ぎのために浮上する♀の後を♂が追いかけています。 
♀が水面で素早く呼吸して潜水すると、♂自身は息継ぎしないで♀を追いかけます。 


何度も失敗したものの、アカハライモリの息継ぎおよび水中の上下動をようやく動画に撮れました! 
池から目を離さず愚直に長撮りし、編集でカットするのが一番手っ取り早いようです。 

イモリは肺と皮膚の両方で呼吸しています。水温が高いときには皮膚呼吸だけでは足りないので、空気を吸うために水面まで上がってきます。(『はっけん! イモリ 日本のいきものビジュアルガイド 』p79より引用)

【アフィリエイト】 

2026/07/26

二次林内の巣口で晴れた午後にのんびり日光浴・毛繕い・昼寝するホンドタヌキの家族群:4月上旬【トレイルカメラ】

 



2025年4月上旬・午後12:55頃〜午後17:40・晴れ

雪国の落葉二次林でホンドタヌキNyctereutes viverrinus)3頭の家族群が使っている巣穴Rを自動撮影カメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 

この日も昼過ぎに家族が連れ立ってやって来ました。 
1頭が巣穴Rの内部を調べたものの、内部環境が気に入らなかったようで(雪解け水が浸水?)、その後は日没までひたすら巣外で過ごしました。 
林床は依然として残雪で覆われていますが、巣口周辺だけは雪解けが早く、地面が露出しています。 
タヌキはその乾いた地面に集まって日光浴しながら毛繕いをしたり、うたた寝したりしています。 

両親♀♂とその娘(両目の輝板を失明したヘルパー♀h)が家族水入らずで春の晴れた日の午後を穏やかに過ごしています。 
発情期にはギクシャクしていた親子関係も、元に戻ったようです。 


ギンヤンマ♂の縄張り占有飛翔【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2026年5月下旬・午後15:10頃・晴れ 

山麓にある池Hでギンヤンマ♂(Anax parthenope julius)が縄張りを張ってパトロールしていました。 
ネイチャーガイド『日本のトンボ』という図鑑を紐解いてギンヤンマの生態を調べると、
成熟♂は日中、池沼の上を飛んで縄張り占有し、他の♂が侵入すると激しく追い払う。♀を見つけると交尾して付近の植物に静止する。朝夕の薄暮時には摂食飛翔を行う。(p207より引用)
池Hの岸辺に沿って低く飛び回っていますが、右回りにも左回りにもなります。 
産卵地点を探す♀の飛び方ではありません。 
途中から隣の池Lの方へ行くこともありました。
ぐるぐると忙しなく飛び回るので、もっとズームアウトすべきかもしれませんが、ある程度は寄りで撮らないとトンボの種類や性別を見分けられないのです。 

1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:34〜) 
次に、ギンヤンマ♂の縄張り占有飛翔を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:49〜) 
飛んでくる巡回ルートが大体分かったので、岸辺近くの抽水植物の辺りに置きピンをして待ち構えていれば、結構楽に撮影できました。

関連記事(8年前に平地の溜池で撮影)▶ 池で縄張り占有飛翔するギンヤンマ♂


次の段階として、ギンヤンマ♂が同種のライバル♂とか別種のトンボに対して空中戦を挑んで縄張りから追い払う様子をハイスピード動画で撮ってみたいものです。
しかし、激しく飛び回るので撮影がとても難しいのです…。

ランダムに記事を読む