2026/06/22

ハルジオンの花蜜を吸い飛び回るヒメヨツモンヒナタメイガ【蛾:FHD動画&ハイスピード動画】

 

2025年5月中旬・午後13:05頃・くもり 

平地の農道沿いに咲いたハルジオンに黒い小蛾が2頭訪花していました。 
後翅の白点がとても目立ちます。 
真っ黒な翅かと思いきや、拡大して見ると前翅になにやら複雑な斑紋がありました。 
採寸していませんが、目測ではマドガThyris usitata)よりも小さな蛾でした。 




同種と思われる2頭がハルジオンの同じ頭花に仲良く並んで吸蜜しているのに、互いに没交渉でした。(求愛も占有行動もなし) 

右の個体が先に飛び去りました。 
残りの1頭が花から飛びたつ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:16〜) 
かなり粘って待ったら、ようやく自発的に飛んでくれました。 

さて、気になるこの黒い小蛾の名前は何でしょうか? 
手元にある蛾の図鑑を眺めても、Googleレンズで画像検索しても、どうしても名前が分かりませんでした。 
いつもお世話になっている新・蛾像掲示板に投稿して問い合わせたところ、Gatorinさんからヒメヨツモンヒナタメイガ(旧名ヒメヨツモンノメイガ;Heliothela nigralbata)だろうと教えてもらいました。 

ヒメヨツモンヒナタメイガは触角に性差があるらしく、
触角(しょっかく)はオスは太く微毛状。メスは糸状。
とのことでした。(参考サイト:渓舟の昆虫図鑑) 
しかし、今回の動画はマクロレンズでしっかり接写してないので、私には見分けが付きません。 

ホストが不明なのも、ロマンがあっていいですね。

ネット検索で次のような報文のPDFがヒットしました。
「兵庫県で報告の少ないツトガ科の蛾類について」きべりはむし, 48 (2): 15-20 
・本種はノメイガ亜科から新設されたヒナタメイガ亜科に移されたガ。 
・本種の(翅の:しぐま註)裏面には4つの小さな白紋があり、それが名前の由来




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日本の小蛾類 

くらべてわかる蛾 1704種

日本の蛾

2026/06/21

幼い子猿に授乳しながら排尿するニホンザル♀

 

2025年6月下旬・午前9:10頃・くもり 

山麓を流れる用水路沿いの鉄柵にニホンザル♀(Macaca fuscata fuscata)がよじ登り、手摺に座りました。 
腹に幼い子猿(乳飲み子)を抱えています。 

母親♀が胸に抱いて授乳している子猿が、身動きしながら排尿しました。 
少量の小便がぽたぽたと滴り落ちています。
野生ニホンザルの幼獣はオムツなんて履いていませんから、母親にしがみつきながらオシッコしたら、母親の毛皮を尿で濡らしてしまうことになりそうです。
 (母親が小便した可能性もありますかね?) 

うっかり手摺から落ちそうになった子猿を母親が左腕で慌てて抱きかかえました。 
母猿は痒い左脚を左手で掻き、子猿は母親の乳首に吸い付き、母乳を飲みました。 
子猿がようやく乳首から口を離したときに、母親♀の細長く伸びた乳首から乳汁がにじみ出ているかと注目したのですが、なかったです。 
手摺のパイプで独り遊びを始めた子猿が落ちないように、母親は手を添えています。 

子猿が母親の胸に戻って再び乳首を咥えると、母親が子猿を腹に抱えて手摺を移動開始。 
柳の木の枝葉の陰に隠れる位置を選んで、母親が手摺に座り直しました。 
遠くでカメラを構えて隠し撮りしている私から死角に隠れようとしているのです。 
しかし隠れ切れないと悟ると、手摺を伝い歩きして少し戻り、手摺から横の草深い農道に飛び降りました。 
後で分かったことですが、群れの遊動経路に突っ立っている邪魔な私を大きく迂回するようです。


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サンシュユの樹上で熟した果実を食べるヒヨドリ(冬の野鳥)種子散布者

 

2026年1月上旬・午後12:40頃・晴れ 

道端の庭木として植栽されたサンシュユ(別名ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ)が落葉後の真冬に赤い実をつけていました。
果実食性のヒヨドリHypsipetes amaurotis)が採食に来ていました。 
初めはサンシュユ樹上に2羽居たのに、私がカメラを向けた途端に警戒して1羽が飛び去ってしまいました。 

残った図太い個体は、赤く熟したサンシュユの果実(熟果)を1個ずつ丸呑みしてから飛び去りました。 
強い逆光でほとんど鳥のシルエットしか見えず、撮影中はツグミかと勘違いしていましたが、動画を見るとヒヨドリでした。 

画像を補正して逆光を改善



サンシュユの果実は核果です。 
その種子散布は、被食型の動物散布です。 
甘い果肉を提供する代わりに鳥に運んでもらい、未消化の種子を糞と一緒に排泄してもらって新天地で芽生える戦略です。 
果実が熟すと赤く色づいて目立ち、鳥を引き寄せます。
残念ながら、今回のヒヨドリは樹上で脱糞してくれませんでした。 

順光側に回り込んでからサンシュユの赤い熟果を写真に撮ると、冬の空気が乾燥しているため、果肉の水分が少し抜けてシワシワでした(ドライフルーツ?)。 






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