2026/04/28

明け方に巣穴を掘り広げるニホンアナグマ♀と横で遊ぶ幼獣たち:7月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年7月中旬 

二次林でニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)を無人撮影カメラで見張っています。 
私の手違いで未公開のまま眠っていた動画が1本見つかったので、遅ればせながら公開します。 


シーン1:7/13・午前3:59・気温26℃(@0:00〜)・日の出時刻は午前4:24 
未明にセットを左から歩いて来た母親♀(タペータムが右目<左目)が、巣穴Rに入りかけたものの、後退しながら穴掘りを始めました。 
授乳期の母親♀は、腹面に乳房が発達しています。 

巣外で独り遊びしている幼獣が構って欲しくて、母親♀の背後からまとわりつくように穴掘りの邪魔をしています。 


シーン2:7/14・午前4:38・気温20℃(@1:00〜)・日の出時刻は午前4:25 
日の出後の薄明に3頭の幼獣が巣外で遊んでいます。 

母親♀が巣穴Rから外に後ろ向きで穴掘りしながら出てきました。 
鋭い爪のある前足で地中から掘り出した土を巣口Rのアクセストレンチに捨てると、再び巣穴Rに潜り込みます。 
手狭になった巣穴Rを掘って拡張工事しているようです。


シーン3:7/14・午前4:39(@2:00〜) 
幼獣の1頭が母親♀の穴掘り作業に興味を示し、近くで見学しています。 
他の2頭は広場で格闘したり、木登りに挑戦したりして、遊んでいます。 
取っ組み合いしたまま巣口Rに転がり落ちることもありました。 


シーン4:7/14・午前4:39(@3:00〜) 


シーン5:7/14・午前4:40(@4:00〜) 


シーン6:7/14・午前4:41(@5:00〜) 
母親♀の穴掘り作業に興味津々の幼獣個体は、手伝いのつもりなのか、巣穴Rに潜り込みました。 
母親♀はそんな幼獣を叱ったり邪魔者(足手まとい)扱いにはしませんでした。
巣外で待っている間に身震いして体の泥を振り落としました。 


シーン7:7/14・午前4:43(@6:00〜) 
レスリングをして遊んでいた幼獣2頭が、隣の巣穴Lに駆け込みました。 
もう1頭の幼獣は巣穴Rの奥に入っているようです。 
母親♀はアクセストレンチを巣口Rの右に伸ばしています。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
薄明に連続して撮れた動画で一つおきに赤外線LEDが点灯したり消えたりしています。 
これはトレイルカメラの故障ではありません。
撮影時は薄暗い明け方で、赤外線の暗視モードに切り替わるかどうかの閾値の照度だったようです。 
赤外線LEDを照射せずにほぼ真っ暗だった映像素材を画像処理で強引に明るくしたら、なんとかアナグマの動きが分かるようになりました。 
ジョルジュ・スーラの点描画のように、粗いモザイクの映像になりました。
どうせなら、モノクロ映像に加工すれば良かったかもしれません。


つづく→

マミガサキアザミに訪花吸蜜するイカリモンガ【蛾:FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年10月中旬・午前11:45頃・晴れ 

里山の山腹をトラバースする山道の横に咲いたマミガサキアザミの群落でイカリモンガPterodecta felderi)が訪花していました。 
いつも通り翅をしっかり閉じたまま、口吻を伸ばして吸蜜しています。 
腹部が太く膨満しているので、♀ですかね? 
頭花の上で自発的に向きを変えたので、横からだけでなく正面からも顔を撮ることが出来ました。 

飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:24〜) 
翅表の鮮やかな紋様が見えるのは、羽ばたいた瞬間だけです。 
今気づいたのですが、イカリモンガの名前の由来となったオレンジ色の錨型の斑紋は、翅裏と翅表の両方にあるのですね。
翅表の紋様は濃い赤色に見えます。

2026/04/27

鳥から毟り取った羽根が散乱するスギ林床を夜な夜なうろつきマーキングするホンドタヌキ:1月下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年1月下旬 

シーン0:1/20・午後12:17・晴れ・気温9℃(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。 
スギ防風林で鳥の羽根が捕食者に毟られ散乱していた地点を自動撮影カメラで見張っています。 
雪が積もって鳥の羽根はすっかり埋もれてしまいました。 

ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:1/21・午前5:53・気温-1℃(@0:03〜)日の出時刻は午前6:48。 
未明に画面左下から来たタヌキが、鳥の羽根が散乱した地点の匂いを嗅ぎ回っています。 
スギ立木の背後を右へ立ち去りました。 
雪面はモナカ状に凍っていて、ときどき足がズボッと潜るので歩きにくそうです。 


シーン2:1/21・午後18:47・気温0℃(@0:38〜)日の入り時刻は午後16:53。 
日がとっぷり暮れた晩に、奥から左の藪に沿って単独タヌキが手前へ立ち去りました。 


シーン3:1/21・午後23:58・気温-2℃(@0:38〜) 
約5時間後の深夜にタヌキがペアで登場。 
右から来た先行個体が、左の藪の手前で落枝を跨ぎながら排尿マーキングしたようです。 
スギ立木の背後を右へ立ち去りました。 

後続個体が右からやって来て、さっきと同じ地点で小便し、匂い付けしました。 
同一個体が続けてマーキングするはずがないので、行動を共にしているパートナーなのでしょう。 


シーン4:1/22・午後23:05・気温-2℃(@1:21〜) 
翌日の深夜に、フサフサした尻尾を高々と上げたままタヌキの先行個体が右から歩いて来ました。 
タヌキはネコのように尻尾を高々と上げて尿をスプレーしたりしないはずです。
スギの根元で排尿マーキングしたときの姿勢から、どうやら♀のようです。 
鳥の羽根が散乱していた地点の匂いを嗅ぎ回り、左の藪を通り抜けて雪原(雪で埋もれたソバ畑)へ向かいました。 

次に後続個体♂が手前から登場。 
先行個体と全く同じ地点(スギの根元)で排尿マーキングしました。 
このとき分かりやすく右後足を上げたので、♂と判明。 
目を凝らしても、股間に陰嚢は見えませんでした。 
小便した直後に小声でかすかに鳴きました♪。 


シーン5:1/25・午後21:47・気温-1℃(@2:09〜) 
3日後の晩、いきなりタヌキが左手前から右へ走り去りました。 
小声でガガガと吠えているのか、それとも激しい息遣いなのか分かりませんが、変な鳴き声が聞こえます。 
何かに驚いて駆け出したのか、繁殖期(発情期)に関係する追いかけっこなのでしょうか? 
すぐに右から歩いて戻って来て、左下へ向かいます。(別個体かも) 


シーン6:1/26・午前3:16・気温-3℃(@2:32〜) 
日付が変わった未明に、タヌキが奥から来て左下へ立ち去りました。 
死角でクゥーン♪と甲高く鳴く声が聞こえました。 


シーン7:1/27・午前0:53・気温-5℃(@2:45〜) 
翌日も深夜に単独タヌキが登場。 
手前を右から左へ横切りました。 
スギ林床を歩きながら、ククッ、カカッ♪と小声で鳴きました。 
タヌキにしては初めて聞く鳴き声です。 
(夜の藪に潜んでいる鳥の鳴き声ってことはないですよね?) 


※ 鳴き声が聞き取れるように、動画の一部は編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

タヌキの発情期が近いようで、いつもと違う鳴き声や行動が増えてきました。 


つづく→

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