2026/07/14

ハナショウブの白い花で採餌するクマバチ♀

 

2026年6月中旬・午前9:45頃・晴れ 

民家の家庭菜園の一角に咲いた白いハナショウブの群落でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 

アヤメ科の花の見分け方をいつも忘れてしまうのですが、今回は花びらの基部が黄色なので、ハナショウブ(ノハナショウブの園芸種)と分かります。 
その黄色がハナバチなどの送粉者にとって蜜標になっているのでしょう。 
花弁が白い品種でした。 

撮り続けた同一個体のクマバチは、頭楯が黒いので♀と分かります。 
後脚の花粉籠はまだ空荷でした。 
ハナショウブの花から花へ忙しなく飛び回るばかりで、ろくに採餌してないということは、花蜜や花粉がもう残っていないようです。

2026/07/13

軒下の資材置き場で尿スプレーと爪研ぎでマーキングするキジサビ♀のイエネコ

 

2026年5月下旬・午後13:50頃・晴れ 

郊外の静かな裏通りでイエネコ(Felis silvestris catus)がうろついていました。 
このような焦げ茶色の毛並みはキジサビと呼ぶらしい。

車庫の軒下に雪囲い用の資材(スギの板)が積まれていました。
キジサビは、こちらを振り返りながら、その上を歩いて奥に向かいます。
以前は雪囲い資材をきれいに収納していたらしい棚(金枠?)が今や朽ち果てていました。 
錆びた支柱パイプの横で立ち止まると、尻尾をピンと立てて根元に尿スプレーしたようです。 

そのまま奥の原っぱへ突き進むのかと思いきや、雑草がぼうぼうに生い茂っている様子を見て、キジサビ猫は諦めたようです。 
方向転換して、こちらに戻って来ました。
途中で私を見上げながら、雪囲い資材の材木で前足の爪を研ぎました。(しっかり見えずに残念)

猫は草丈高く繁茂して見通しの悪い原っぱを歩くのが嫌い(面倒臭い)なのかと思ったら、資材置き場から逸れて草むらに突入し、自発的に薮漕ぎしたので驚きました。 
道端に突っ立って撮影する私を迂回しながら近道したのです。 
今は荒れ果てた原っぱですが、昔はきれいな裏庭だったようで、ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)の花が咲いていました。 
上の内花被片が白、下の外花被片(萼)が紫というツートンカラーの品種でした。 
キジサビは道端の融雪溝に沿って足早に歩き去り、隣家の庭に入って姿を消しました。 
この家の飼い猫なのかな? 

関連記事(2年前の撮影:同じ家系の猫?)▶ ブロック塀の下で昼寝するイエネコ(キジトラ)



【考察】
キジサビの個体は、遺伝的な理由で♀がほとんどらしい。 (三毛猫の性別と同じような話)
確かに排尿マーキングのシーンで股間をよく見ると、 陰嚢も去勢手術の跡も全く見えませんでした。
左の耳介にごく小さな切れ込みがあるのは、去勢猫の目印(サクラネコ)としてカットされたのではなく、自然な怪我の傷跡でしょう。 
イエネコの♀も尿スプレーするとは知りませんでした。 
爪研ぎもマーキングの一種です。 
どうやら軒下の資材置き場は、彼女の縄張りの境界になっているようです。 
トレイルカメラを設置してサインポストを見張ったら、面白そうです。

クリの枝に止まる雪国のカケス(冬の野鳥)

 

2026年1月上旬・午後13:10頃・晴れ 

山麓にあるクリ園にカケス(Garrulus glandarius)が来ていました。 
落葉したクリ(栗)大木の冠雪した太い横枝に留まっていました。 
カケスは普段おそろしく警戒心が強くてすぐに逃げてしまうのに、今回は後ろ向きだったせいか、珍しくじっくり撮らしてくれました。 
ときどき振り返って見ていたので、カメラを構えた私に気づいていないはずはありません。 

やがてカケスはクリ林の奥へ飛び去り、姿を見失いました。 
飛び立つときも警戒声を発しませんでした。

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