2026/06/11

雪国でキジ♀♂の群れが小川沿いで採食した後に雪原を歩いて止まり木へ(冬の野鳥)

 

2025年3月上旬・午前9:00頃・くもり 

夜中から早朝にかけて少し雪が降り、うっすらと乾雪が積もりました。 
郊外で1羽のキジ♂(Phasianus versicolor)が雪原(雪の積もった畑)を歩いて来る姿を見つけて、なにげなく動画を撮り始めると、なかなか面白いドラマが見れました。 

雪面にキジ♂の歩いた足跡が残ります。 
軽く羽ばたいて、手掘りの細い用水路を飛び越えました。 
小川の岸に沿って雪解けが進んでいるのですが、そこでキジ♂は採食を始めました。 
少ない積雪を嘴でかき分け、雪に埋もれ青々とした草(イネ科植物)を啄みました。 

♂に注目していた私は初め気づかなかったのですが、地味なキジ♀も近くで採食していました。 
雪が溶けて地面が露出した小径で、泥濘を啄んでいます。 
草の種を拾い食いしているのでしょう。
他にはツグミ(Turdus eunomus)も仲良く採食していたようで、ホッピングしながら地上を横切りました。(@1:27〜) 

少しの食事で満腹になったのか、キジ♂は再び用水路を飛び越えて、左の雪原に戻って行きます。 
トコトコ歩き去る後ろ姿をずっと撮り続けると、民家の敷地へ入りました。 
雪国(豪雪地帯)では一冬に何度も屋根から雪下ろしするので、軒下に雪の山が形成されます。 
キジ♂はその上を乗り越えて更に奥へ向かいます。 
最後は右折して民家の陰に隠れてしまい、姿を見失いました。 

その後、2羽のキジ♀が♂の後をトコトコ追いかけて行きました。 
繁殖期にはまだ少し早いですけど、キジは♂1♀2のハレム(群れ)を形成していたことが分かりました。 
体重の重いキジは飛ぶのが苦手で、長距離の雪道(悪路)でも歩いて移動します。 
薄っすらと積もった新雪の表面にキジ♀♂の歩いた足跡が残ります。 

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雪に埋もれかけた落葉樹(庭木の桜?)に辿り着くと、ようやく落ち着いて立ち止まりました。 
「庭には二羽雉♀がいる。」 
キジ♀の羽根は♂とは違って地味な保護色で、確かに落葉樹の下では目立ちません。 
身震いしたり、広げた尾羽を左右に素早く振ったり、翼をバサバサと羽ばたかせたりしました。 

やがて、1羽のキジ♀が雪面から落葉樹上に飛び上がりました。 
ここが夜の塒(ねぐら)だったのかな? 
もう1羽は飛ばずに、歩いて低い横枝を伝って木に登りました。
2羽のキジ♀は同じ止まり木で左右に少し離れて休みます。 
しかし片方の♀は落ち着かず、枝から枝へ少し飛んで(軽く羽ばたいて)移動しました。
雪原に一旦下りると左から回り込んで、同じ止まり木の別な枝に登り直します。 

最後に、キジ♀が羽ばたいて止まり木に飛び上がるシーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@6:33〜) 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。


【考察】
雪国で留鳥として逞しく暮らすキジ♀♂の様子を観察できました。
せっかく小川に来たのに、キジ♀も♂も水を浴びたり飲んだりしませんでした。 
あちこちの水場に無人カメラ(トレイルカメラ)を設置しても、キジのそうした行動はなぜか一度も撮れたことがありません。 
冬には雪を食べて喉の乾きを癒やすのかもしれません。 


2026/06/10

雪深い二次林の巣穴で越冬するホンドタヌキ:2月中旬〜下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年2月中旬〜下旬 

シーン0:2/16(@0:00〜) 
雪国の落葉二次林でホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が越冬する巣穴を2台のトレイルカメラ見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 

この時期に登場したタヌキのシーンをまとめました。 
面白い行動は個別の記事で紹介したので、余り物になります。 

シーン2:2/17(@2:10〜) 
夕方にペアで登場。 
1頭が巣穴に入りました。(内検?) 

シーン3:2/19(@4:13〜) 
深夜に深い新雪をラッセルしながら登場。 
新雪に埋もれた巣口Rに潜り込みました。 

シーン4:2/21(@4:40〜) 
雪が降る晩にタヌキのペアが巣穴Rから外に出てきて、採食に出かけました。 

シーン5:2/22(@4:58〜) 

シーン6:2/23(@5:58〜) 
日没後に、巣穴Rから外出に向かいます。 
新雪に埋もれていた巣口Rから外に出てきたので、タヌキの頭が雪まみれです。 

シーン7:2/24(@7:14〜) 
未明に外出から単独で戻ったタヌキが巣穴Rに入りました。 
少なくとも左目が失明しているような気もしますが、撮影アングルのせいかもしれません。 

その日の晩にはペアのタヌキが営巣地を通りかかり、巣口Rを覗き込んで行きました。 

シーン8:2/25(@9:07〜) 
早朝に単独タヌキが入巣R。 
深夜には別個体と思われるタヌキが素通りしました。 

シーン9:2/26(@9:58〜) 
明るい午前中に入巣Rするタヌキをカラスが囃し立てていました。 

シーン10:2/27(@10:50〜) 
早朝に単独で帰巣したタヌキが身震いしてから慎重に入巣R。 

シーン11:2/28(@11:42〜) 
未明に営巣地を素通り。 
 明るい朝に帰巣した個体が、巣口Rにしばらく佇んでいます。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


フレンチ・マリーゴールドの花で吸蜜し飛び回るツマグロヒョウモン♂【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年10月中旬・午後12:40頃・晴れ 

郊外の住宅街で民家の庭の花壇に咲いたフレンチ・マリーゴールドの群落でツマグロヒョウモン♂(Argyreus hyperbius)が訪花していました。 
翅をゆるやかに開閉しながら、口吻を伸ばして筒状花から花蜜を吸っています。 



ツマグロヒョウモン♂がフレンチマリーゴールドの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:53〜) 
力強く羽ばたくと、少し飛んで近くの花へ移動します。 

セセリチョウ(種名不詳)がカメオ出演してくれました。(@1:20〜) 
右隣りの頭花に留まったものの、翅裏が白飛びしてしまい、種類を見分けられません。 
すぐに身を翻して右に飛び去ってしまいました。 
その間、ツマグロヒョウモン♂は無関心で吸蜜を続けています。


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