2025/06/09

山林の湿地帯を夜な夜なうろつくヤチネズミ?【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年5月下旬〜6月上旬 

シーン0:5/24・午後12:40・晴れ(@0:00〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
山林で湧き水が溜まった水場を自動センサーカメラで見張っています。 

野ネズミ(ノネズミ)の登場シーンを以下にまとめます。 
これまで山林で見つけた野ネズミは、すべてアカネズミApodemus speciosus)またはヒメネズミApodemus argenteus)だろうと決めつけていました。
今回の場合は沼沢地に多いヤチネズミCraseomys andersoni) ではないかと思ったのですが、ネズミ捕りを仕掛けて捕獲しない限り、私には見分けが付きません。
ヤチネズミは湿地帯だけにいる訳ではなく、湿地帯にヤチネズミしか生息していない、という訳でもないらしいです。


シーン1:5/25・午後20:54(@0:04〜)

シーン2:5/25・午後21:49(@0:11〜)

シーン3:5/26・午後21:29(@0:27〜)

シーン4:5/29・午後23:25(@0:38〜) 

シーン5:6/1・午前1:32(@1:09〜) 

シーン6:6/1・午前1:34(@2:00〜) 

シーン7:6/2・午後22:26(@2:15〜) 

シーン8:6/3・午前0:06(@2:44〜) 

シーン9:6/3・午前1:06(@2:51〜) 


【考察】
野ネズミが水溜りで水を飲んだり水浴したりすることはありませんでした。
山林の湿地帯を夜な夜なウロチョロして餌を探しているようですが、何を食べるのでしょう?

この水場にはフクロウやホンドテンが来るので、捕食者にとって野ネズミは格好の獲物になりそうです。


コウゾリナの花蜜を吸うウスバアゲハ

 

2024年5月中旬・午前10:30頃・晴れ 

線路沿いに咲いたコウゾリナの小群落でウスバアゲハ(別名ウスバシロチョウ;Parnassius citrinarius)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
翅を全開のまま口吻を伸ばして黄色い花から吸蜜しています。 
腹端に交尾嚢を付けておらず、私には性別が分かりません。 

このキク科植物の名前に自信がなかったので、帰路に再訪し、一部を採取して持ち帰りました。 
中空の茎の切り口から白い乳液は分泌されませんでした。 
家に帰ってから実物の標本と植物図鑑を見比べ、しっかりコウゾリナと同定できました。

2025/06/08

タヌキの溜め糞場がある林道をニホンザルが群れで遊動中に採食【トレイルカメラ】

 



2024年5月下旬〜6月上旬

シーン0:5/24・午後12:03・くもり(@0:00〜) 
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
里山の林道でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場ltrを自動撮影カメラで監視中です。 
スギの落葉が敷き詰められた林道を挟んで、画面の手前(カメラの背後)がスギの植林地、画面の奥が雑木林になっています。 
基本的に画面の右から左に向かって登る山道なのですが、溜め糞場ltrのある区間は、ほぼ平坦な地形になっています。 

ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:5/27・午後15:26・くもり?(@0:04〜) 
林道を右から左へニホンザルが次々に通過します。 
写っていたのは計3頭でした。
先頭個体の尻が汚れているのは自分の糞なのか、それともただの泥汚れかな? 
タヌキの溜め糞場ltrには興味がなく、すぐ横を素通りしました。 


シーン2:6/2・午前7:20・くもり?(@0:25〜) 
6日後の朝に少なくとも2頭のニホンザルが林道を通り過ぎました。 
まず、画面の左端に猿の尻だけ写っていました。 
しばらくすると、 その間にキツツキのドラミング音が聞こえました。 

次に手前(画面下端)から子ザルが登場。 
周囲で猿の鳴き叫ぶ声が聞こえます。 
子猿は林道の端に座って何か餌を採食しました。 
1.5倍に拡大した上でリプレイしても(@1:02〜)、採食メニューは不明です。 
硬そうなので、ドングリなどの堅果なのかな? 


シーン3:6/6・午後18:11・くもり(@1:28〜)日の入り時刻は午後19:02。 
4日後の夕方に、また2頭のニホンザルが林道を右から左へ続々と通過します。 
タヌキの溜め糞の上を素足で踏んで歩いても気にしません。 
キツツキのドラミング音♪が今回は近くから鳴り響いています。 
その後も監視カメラの死角から猿の鳴き声が聞こえます。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】
この時期は毎回右から左へ一方通行で遊動していました。
小さな群れのようですが、録音された鳴き声から判断すると、群れの個体数は写った数よりももう少し多そうです。
監視カメラの背後など死角を通る個体もいたかもしれません。

つづく→

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