2024年5月下旬〜6月上旬
シーン0:5/24・午後12:03・くもり(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。
里山の林道でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場ltrを自動撮影カメラで監視中です。
スギの落葉が敷き詰められた林道を挟んで、画面の手前(カメラの背後)がスギの植林地、画面の奥が雑木林になっています。
基本的に画面の右から左に向かって登る山道なのですが、溜め糞場ltrのある区間は、ほぼ平坦な地形になっています。
ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の登場シーンをまとめました。
シーン1:5/27・午後15:26・くもり?(@0:04〜)
林道を右から左へニホンザルが次々に通過します。
写っていたのは計3頭でした。
先頭個体の尻が汚れているのは自分の糞なのか、それともただの泥汚れかな?
タヌキの溜め糞場ltrには興味がなく、すぐ横を素通りしました。
シーン2:6/2・午前7:20・くもり?(@0:25〜)
6日後の朝に少なくとも2頭のニホンザルが林道を通り過ぎました。
まず、画面の左端に猿の尻だけ写っていました。
しばらくすると、
その間にキツツキのドラミング音が聞こえました。
次に手前(画面下端)から子ザルが登場。
周囲で猿の鳴き叫ぶ声が聞こえます。
子猿は林道の端に座って何か餌を採食しました。
1.5倍に拡大した上でリプレイしても(@1:02〜)、採食メニューは不明です。
硬そうなので、ドングリなどの堅果なのかな?
シーン3:6/6・午後18:11・くもり(@1:28〜)日の入り時刻は午後19:02。
4日後の夕方に、また2頭のニホンザルが林道を右から左へ続々と通過します。
タヌキの溜め糞の上を素足で踏んで歩いても気にしません。
キツツキのドラミング音♪が今回は近くから鳴り響いています。
その後も監視カメラの死角から猿の鳴き声が聞こえます。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
※ 鳴き声が聞き取れるように、音声を正規化して音量を強制的に上げています。
【考察】
この時期は毎回右から左へ一方通行で遊動していました。
小さな群れのようですが、録音された鳴き声から判断すると、群れの個体数は写った数よりももう少し多そうです。
監視カメラの背後など死角を通る個体もいたかもしれません。
つづく→
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