2025/05/06

サンショウの葉に飛来して産卵するナミアゲハ♀

 

2024年5月上旬・午後17:00・晴れ 

民家(店舗?)のお洒落な庭に植栽されたサンショウ(山椒)の灌木にナミアゲハ♀(Papilio xuthus)が惹きつけられ、忙しなく飛び回っていました。 
サンショウの若葉が育ち、黄色くて目立たない花も咲いています。 
山椒の葉に止まると、ナミアゲハ♀は激しく羽ばたきながら腹端を軽く曲げ、葉の表面に卵をひと粒産み付けました。 
夕日を浴びた食樹植物の周囲を飛び回り、何度も舞い戻ってきて、違う葉に産卵を繰り返しています。 

望遠マクロではなく、至近距離から接写することができました。 
ナミアゲハ♀の産卵飛翔を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:01〜) 



2025/05/05

早朝の溜め糞場でエゾユズリハの枝葉に眼下腺マーキングするニホンカモシカ【トレイルカメラ】

 



2024年5月上旬・午前5:15頃・日の出時刻は午前4:33 

里山の雑木林(スギとの混交林)に残されたニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr2を自動センサーカメラで見張っていると、早朝からカモシカが登場しました。 
獣道に沿って自生するエゾユズリハ灌木の枝葉に顔を擦り付けています。 
(後に現場検証して、樹種をしっかり確認しました。) 

匂い付けで縄張り宣言すると、獣道を右へ辿りながら斜面を登って行きました。 
画面の右端でしばらく佇んでいましたが、画面から見切れてしまい、何をしていたのか不明です。 


※ 挙動の不安定な旧機種のトレイルカメラにしては珍しく、昼間でもフルカラーで録画してくれました。 


林床で拾った落ち葉を繰り返し落として遊ぶヒヨドリ【野鳥:トレイルカメラ】

 

2024年5月上旬〜中旬 

平地の二次林で、死んだニホンアナグマの旧営巣地(セット)を見張る監視カメラに、珍しくヒヨドリHypsipetes amaurotis)が写っていました。 
この林内に生息するヒヨドリを現場で実際に何度も目撃していたのですが、実はこの地点でヒヨドリがトレイルカメラに写ったのは初めてです。 


シーン1:5/5・午前8:50・気温21℃(@0:00〜) 
巣口Rの手前に自生するマルバゴマギマルバゴマキ(別名マルバゴマギ、ヒロハゴマキ、オオバゴマキ)灌木の根元に1羽のヒヨドリが来ていました。 
目の前でハラリと落ちた1枚の落ち葉に興味を示したのがきっかけで、その枯れ葉を何度も拾い上げたり落としたりしています。 
隠れている虫を探すための落ち葉めくり行動とは全く違い、玩具として遊んでいるように見えました。 
拾う際には、枯れ葉の中央部を嘴で咥えています。 
まさか巣材として落ち葉を持ち去るかと思いきや、その予想も外れました。 

実はもう1羽の鳥が右上奥の林縁の灌木に止まって様子を見守っていました。 
おそらくヒヨドリのパートナーだと思うのですけど、暗くてシルエットしか見えず、自信がありません。 
その2羽が続けざまに飛び去りましたが、鳴き声を発しませんでした。 

その間、茶色い毛虫がマルバゴマギの灌木から地面に降りて地面を徘徊し始めました。 
おそらくヒトリガArctia caja phaeosoma)(または近縁種)の幼虫(俗称クマケムシ)ではないかと思います。 
クマケムシの徘徊シーンを1.5倍に拡大した上で5倍速の早回しでリプレイ(@1:07〜)。
この毛虫をヒヨドリが捕食しなかったのは、獲物の存在に気づかなかったのか、それとも敢えて忌避したのか、どちらでしょう? 
クマケムシの剛毛には毒がないことが分かっていますが、やや毒々しい体色からベーツ擬態が機能したのかな? 
ヒトリガの幼虫は広食性なので、
食草に含まれたアルカロイドを体内に含有していることがあるので、小鳥のように摂食する分には有毒ではある。(wikipediaより引用)


シーン2:5/12・午前9:08・気温19℃(@1:46〜) 
おまけの動画です。 
1週間後にもヒヨドリのペアがセットに来ていました。 
マルバゴマギ灌木の細い幹に止まって、巣口Lをじっと見下ろしていました。 
この巣穴Lの奥には餓死した「いざりタヌキ」の死骸が転がっているのではないかと私は疑っているのですが、野生動物だけでなく様々な野鳥(カラスキジ)が入れ代わり立ち代わり来て、巣口Lに興味を示しています。 
ヒヨドリは腐肉食性(スカベンジャー)ではないのに、動物の死骸に興味を示すのは不思議です。
日本の鳥は一般に嗅覚が鈍いとされているので、死臭を嗅ぎつけたとは思えません。
(死骸の体毛を集めて産座の巣材とする行動なら理解できます。)

ヒヨドリは虫を捕食しに来たのでしょうか?
しかし、巣口Lにハエやキイロコウカアブは飛び回っていません。 
腐肉を分解する虫たちのかすかな物音を聞きつけたのかもしれません。
(私が現場検証しても、巣口Lで死臭を感じたり虫の音を聞いたことはありません。) 

結局、ヒヨドリは巣穴Lの中に入って調べることはなく、止まり木から飛び立ちました。 
右手前の死角に潜んでいた別個体のヒヨドリも、後を追うように飛び去りました。 


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