2025/04/02

花が咲いたボケの灌木で営巣適地を探して飛ぶフタモンアシナガバチ創設女王

 

2024年4月中旬・午後14:20頃・晴れ 

山麓の道端に咲いたボケ(木瓜)の赤い花にフタモンアシナガバチ♀(Polistes chinensis antennalis)が訪花していました。 
この時期はワーカー♀ではなく、越冬明けの創設女王です。 
ミツバチと一緒に吸蜜していたようなので慌ててカメラを向けたら、警戒して逃げられてしまいました。 


花から飛び立った後も、フタモンアシナガバチの創設女王はボケの枝の茂みを丹念に調べるようにゆっくり飛び回っています。 
飛翔シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:11〜) 
アシナガバチの獲物となるイモムシ類はまだボケの木に居ないはずなので、探餌飛翔というよりも、営巣に適した場所を探索しているのでしょう。 
実は別種のアシナガバチの創設女王も、ボケの枝に巣を作り始めようかと物色しているところでした。



死んだアナグマの営巣地で巣材を選り好みする春のハシブトガラス【野鳥:トレイルカメラ】

 



2024年4月中旬・午前8:30頃・晴れ・気温15℃ 

死んだニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)にハシブトガラスCorvus macrorhynchos)がまた現れました。 
二次林の林床を歩き回り、巣材を集めているようです。 
細い落枝を拾い上げても気に入らずに、すぐ捨てています。 

以前タヌキが巣口Rに積み上げたバリケードからハシブトガラスが棒を引っこ抜いて物色していますが、やはり気に入った小枝が見つからないようです。 

拾った小枝や細い蔓を足で押さえつけて細かく千切り始めました。 
巣材の長さを調節しているのか、それとも強度を調べているのでしょうか? 
しかし結局、何も持たずに飛び去りました。 

ハシブトガラスがときどき2つの巣穴R、Lの奥をしげしげと覗き込んでいるのは、きっと死骸を探しているのでしょう。 
巣口の横に自生するマルバゴマギの細い灌木に若葉が芽吹き始めました。 
その止まり木にカラスが乗って、巣口を見下ろすこともありました。 
もしも死骸を見つけたら、腐肉を食べたり、毛を毟り取って産座用の巣材として有効活用するはずです。 

ハシブトガラスの巣材集めを1.5倍に拡大した上でリプレイ(@4:30〜)。 


【考察】 
ハシブトガラスが持ち去る巣材をかなり吟味していたということは、巣作りも仕上げの段階だったようです。
これほど長居したのに、この日を最後にカラスがセット(営巣地)にまったく来なくなりました。
ハシブトガラスの巣が完成して、巣材を集める必要がなくなったのかもしれません。 
それとも、死骸の生物分解が進んで死臭がしなくなったのかな? 
(巣穴Lの奥に「いざりタヌキ」の死骸があるのではないかと私は疑っています。)



2025/04/01

夜の溜め糞場でスギやエゾユズリハの枝葉に眼下腺マーキングするニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年4月中旬 

シーン1:4/14・午前10:21・晴れ(@0:00〜) 
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の状況です。 
里山の雑木林でニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr2を旧機種のトレイルカメラで見張っています。 


シーン2:4/16・午後20:54(@0:04〜) 
晩に手前から歩いて来たカモシカが、頭を下げて溜め糞の匂いを頻りに嗅いでいます。 
角が細いので、おそらく若い個体なのでしょう。 

そのまま溜め糞場sr2で脱糞するかと期待したものの、今回は便意を催さなかったようです。 

スギ落枝の青々とした葉や、奥に自生するエゾユズリハ灌木の枝葉に顔を擦り付けて眼下腺で縄張りをマーキングしました。 


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