2024/12/06

痛々しく3本足でヒョコヒョコ歩く雪国のホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 




2024年1月上旬〜中旬 

シーン0:1/7・午後13:39・くもり(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
平地のスギ防風林で、画面の手前から奥に向かって根こそぎ倒れたスギ風倒木の根元に掘られた「根曲がり巣穴」を自動センサーカメラで監視しています。 
この巣穴aにはニホンイタチ(Mustela itatsi)が越冬しているらしいことが分かりました。 
実はすぐ近く(右背後)にもう一つ同様の巣穴bがあり、そこにもイタチが出入りしていたのですが、撮影機材が足りないので2つの巣穴a,bを同時に監視できません。 
巣口aの手前の地面にはツルウメモドキの赤い実が見えます。 
ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の登場シーンをまとめました。


シーン1:1/9・午後21:18(@0:04〜) 
2日後には、新雪がまた少し積もっていました。 
晩に監視カメラが起動したときには、巣口aにタヌキが来ていました。 
手前から来たと思うのですけど、まさか、この根曲がり巣穴aから外に出てきた直後なのでしょうか? 
この個体は歩行が異常で、右後足を雪面に着かないように上げたまま、痛々しく跛行していました。 
 交通事故や凍傷、霜焼けでないと良いのですが、おそらく獣道でノイバラの棘をうっかり踏んでしまったのではないかと予想しています。 
棘に刺されただけで化膿しなければ、いずれ自然治癒するはずです。 
ヒョコヒョコと跛行しながら、右上奥の獣道へと立ち去りました。 
痛々しい足取りを、1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:19〜) 


シーン2:1/10・午前4:24(@0:54〜) 
日付が変わった未明にも、奥の獣道をタヌキが単独で右往左往していました。 
この個体の歩行は正常で、跛行していません。 
手前に来ようとしたところでトレイルカメラの存在に気づいたのか、立ち止まって警戒しています。 
結局は右へノソノソと立ち去りました。 


シーン3:1/11・午後22:54(@1:39〜) 
カメラの電池がすっかり消耗してしまい、これ以降はたった1秒間しか暗視動画が記録されなくなりました。 
2日後の晩に、巣口aから右へ立ち去るタヌキの側面と尻尾だけがちらっと写っていました。 


シーン4:1/15・午後17:35(@1:42〜)日の入り時刻は午後16:46。 
また少し新雪が降り積もりました。 


シーン5:1/17・午後21:38(@1:45〜) 
新雪が積もった獣道を左から右へ横切るタヌキの尻尾が側面からちらっと写っていました。 
ラッセルするほどの積雪量(深雪)ではありません。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 



ツルアリドオシの赤い実(液果)

2023年9月下旬・午後 

里山で急坂の細い山道を登っていたら、地表に赤い実が点々となっていました。 
赤く熟した果実を試しに味見してみたらうっすらと甘味を感じました。 
念のために、飲み込まず吐き出しました。 

名前を知らない植物で、コケモモの幼樹(超低木)なのかと初めは頓珍漢な予想をしていました。 
多雪地帯では丈高く生育できないのかな?
しかしコケモモは高山植物のはずで、標高の低い山には生えないはずです。 

通りかかるたびにずっと気になっていたので、撮れた写真からGoogleレンズで画像検索してみたら、ツルアリドオシとすぐに分かりました。 
まさか蔓植物だという認識はありませんでした。 
常緑の葉が対生につき、赤い実の表面には必ず2つの凹みがあります。
果実は合着した二つの子房がまとまった形で膨らんだもので、左右2個の花の萼の痕が表面に残る(wikipediaより引用)
ツルアリドオシの赤い実(液果)は、おそらく鳥に食べられて種子散布されると予想されます。 
鳥の採食シーンを動画に撮るのが次の目標です。 
また、初夏に咲くというツルアリドオシの白い花の写真も撮ってみたいものです。


【追記】
2023年10月下旬にも同じ山道で写真に撮っていました。
苔(種名不詳)の群落に生えていて、熟したツルアリドオシ果実の赤色がいっそう映えていました。



スギ風倒木を物色して餌を探すアカゲラ♂【冬の野鳥:トレイルカメラ】

 



2024年1月上旬・午後12:00頃・くもり 

風倒木が何本も放置された平地のスギ防風林で、根こそぎ倒れたスギの根際に掘られたニホンイタチ(Mustela itatsi)の越冬用巣穴bを見張っています。 
年末にようやく根雪が積もったのに、記録的な暖冬でほとんど溶けてしまいました。 

年始の正午にアカゲラ♂(Dendrocopos major)が登場しました。 
太いスギ風倒木の上に乗ったアカゲラ♂が、ピョンピョン跳んで奥の死角へ移動しました。
最後は低空で左へ飛び去りました。


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