2024/11/24

花弁が黄緑色の桜(ウコン/ギョイコウ?)

2023年4月下旬・午後 ・晴れ

山麓の農村部で道端に植栽された桜の花が黄緑色で、珍しく思い写真に撮りました。 
園芸品種に疎いので帰ってから調べてみると、ウコンまたはギョイコウという2つの栽培品種が候補に出てきました。 
八重咲きの花弁に葉緑素が含まれ、花弁でも少し光合成しているらしい。 
ソメイヨシノとは違い、開花と一緒に赤みがかった若葉が展葉しています。 

ウコンとギョイコウのどちらでしょうか?
ウコンと違ってギョイコウは、開花が進むにつれて(葉が緑になる頃)花弁の中心部が赤くなるらしいのですが、この時期では見分けられません。 
これはウコンだろうと予想しているのですが、来季は現場に『桜ハンドブック』を持参した上で定点観察し、しっかり同定するつもりです。 

この日は晴れていたのに、黄緑の桜に訪花昆虫を見かけませんでした。 
しつこく定点観察してみれば、訪花昆虫の送粉行動を観察できるかもしれません。 
緑色がかった花弁では春の花として視覚的にあまり目立たたず、訪花昆虫を誘引するシグナルが弱いと予想されます。 
可視光ではなくUV写真に撮ってみれば、目立つ蜜標があるのかもしれません。
その代償にウコンやギョイコウの花に強い芳香があるという話も聞いたことがありません。 
栽培品種ではこのように、自然界では淘汰される形質も人為選択されてしまうことがあります。 
八重咲きなのに雄しべや雌しべが正常で結実するという点も、花の形態形成の常識に反していて不思議です。


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菜の花を舐めるシマクロハナアブ♀?【名前を教えて】

 

2023年4月下旬・午後14:20頃・晴れ 

山麓の農村部の道端に咲いた菜の花の群落でハナアブの仲間が訪花していました。 
口吻を伸縮させて花蜜を舐めています。 
よく晴れていたものの、風揺れに悩まされました。 
用事があって急いでいた私は、飛び立つまで待てずに動画撮影を打ち切りました。

ハナアブ類について結構詳しい図鑑『札幌の昆虫』に掲載された写真を眺めてみると、シマクロハナアブ♀(Eristalis arbustorum)ですかね? 
もし間違っていたら、ご指摘いただけると助かります。 
動画で顔の正面が見えたときの黒い縦線に注目しました。
5〜10月 平地。山地では少ない。 やや小型。顔の黒色中条はほとんどないかあっても短い。 (p212より引用)
ハナアブの世界(Web版ハナアブ図鑑)サイトでシマクロハナアブの標本写真を参照すると、素人目にはまたイメージが違います。 
キタシマハナアブは大型で、出現期が夏(7〜8月)らしいので除外できます。 

動画に登場する菜の花の正式な和名についても、いつものように私はお手上げです。
隣の畑で栽培するアブラナ科の作物(野菜)が逸出したのか、花を愛でる園芸植物なのか、外来種(帰化植物)なのか、見分け方を知りません。
映像から見分けられる方がいらっしゃいましたら、ご教示願います。
アブラナ科をきちんと見分けられるようになるお勧めの植物図鑑(書籍やウェブサイトなど)があれば教えて下さい。


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2024/11/23

ニホンアナグマの越冬用営巣地で年始に相互毛繕いするホンドタヌキのペア【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年12月下旬〜2024年1月上旬 


シーン0:12/27・午後14:17・くもり・気温15℃(@0:00〜) 
平地の落葉した二次林で越冬するニホンアナグマ(Meles anakuma)の巣穴を自動撮影カメラで見張っています。 
年末年始のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:12/27・午後22:31・気温-2℃(@0:03〜) 
年末の晩にタヌキが単独で現れたものの、アナグマの巣穴には近寄らずに左へ立ち去りました。 
雪面は凍結(クラスト)しているようです。 


シーン2:1/2・午前5:05・気温-5℃(@0:14〜)日の出時刻は午前6:52。 
新年の未明に監視カメラが起動すると、暖冬でセット(アナグマの営巣地)の雪解けが進んでいました。 
夜明け前の雪面は凍結しています。 
左から来たタヌキaがアナグマの巣口Lを点検してから、カメラを見上げました。 
次に別個体のタヌキbが隣の巣穴Rからのんびり出てきたので驚きました! 
てっきりアナグマが巣内で越冬していると思っていたのですけど、不在なのでしょうか? 
冬のアナグマは眠そうでぼんやりしていますし、タヌキとの同居を寛容に許容しているのかもしれません。(同じ穴の狢(むじな))
もっとありそうな別の可能性として例えば、画面の手前(下)から来たタヌキbがアナグマの巣穴Rに入って点検するシーンを撮り損ねただけかもしれません。 
タヌキbは巣口Rで身震いしてタヌキaと合流すると、その場に座り込んで仲睦まじく相互毛繕いを始めました。 
きっと♀♂ペアなのでしょう。

実は2分後にもトレイルカメラが起動したのですが、何も写っていませんでした。(映像は割愛)
タヌキのペアが手前の死角に立ち去った直後のようです。


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。



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