2023年12月下旬〜2024年1月上旬
シーン0:12/27・午後14:17・くもり・気温15℃(@0:00〜)
平地の落葉した二次林で越冬するニホンアナグマ(Meles anakuma)の巣穴を自動撮影カメラで見張っています。
年末年始のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の登場シーンをまとめました。
シーン1:12/27・午後22:31・気温-2℃(@0:03〜)
年末の晩にタヌキが単独で現れたものの、アナグマの巣穴には近寄らずに左へ立ち去りました。
雪面は凍結(クラスト)しているようです。
シーン2:1/2・午前5:05・気温-5℃(@0:14〜)日の出時刻は午前6:52。
新年の未明に監視カメラが起動すると、暖冬でセット(アナグマの営巣地)の雪解けが進んでいました。
夜明け前の雪面は凍結しています。
左から来たタヌキaがアナグマの巣口Lを点検してから、カメラを見上げました。
次に別個体のタヌキbが隣の巣穴Rからのんびり出てきたので驚きました!
てっきりアナグマが巣内で越冬していると思っていたのですけど、不在なのでしょうか?
冬のアナグマは特に眠くてぼんやりしていますし、タヌキとの同居を寛容に許容しているのかもしれません。(同じ穴の狢 )
もっとありそうな別の可能性として例えば、画面の手前(下)から来たタヌキbがアナグマの巣穴Rに入って点検するシーンを撮り損ねただけかもしれません。
タヌキbは巣口Rで身震いしてタヌキaと合流すると、その場に座り込んで仲睦まじく相互毛繕いを始めました。
きっと♀♂ペアなのでしょう。
実は2分後にもトレイルカメラが起動したのですが、何も写っていませんでした。(映像は割愛)
タヌキのペアが手前の死角に立ち去った直後のようです。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
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