2023年12月下旬〜2024年1月上旬
シーン0:12/25・午後12:18・晴れ(@0:00〜)
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
里山でスギ林の林床(画面の左下隅)にあるニホンカモシカ(Capricornis crispus)の溜め糞場sr1を自動センサーカメラで見張っています。 場所は里山にあるスギ植林地の上端部で、斜面を下から上に見上げるアングルなので、奥には落葉性広葉樹も見えています。
右には渓谷(沢)が流れています。
雪面にはスギの落葉落枝が散乱しています。
シーン1:12/30・午前2:37(@0:03〜)
奥の雪斜面をカモシカが珍しく右から左へゆっくり横切りました。
一歩足を踏み出す度に雪面にズボズボ潜って、歩きにくそうです。
立ち止まると、スギの枝葉に眼下腺を擦りつけてマーキングしたようです。
もしスギの生葉を採食したのなら、枝全体が大きく揺れるはずです。
その後はカメラ目線になりましたが、溜め糞場sr1には立ち寄らず、スギ立木の奥を通って左に向かいました。
シーン2:1/3・午前0:47(@0:42〜)
年が明けた新年の深夜に、スギの木の奥を通って左から登場したカモシカが、垂れ下がった横枝の下に佇んでいました。
尻を向けているので、脱糞してる可能性もありますが、レンズの一部に結露しているのかハレーション?していてよく見えません。
スギ横枝が軽く揺れたので、眼下腺マーキングしたようです。
シーン3:1/3・午前0:49(@2:12〜)
つづき。
ようやくカモシカが右へ(谷へ)向かって歩き出しました。
凍結(クラスト)した雪面に一歩足を踏み出す度にズボズボと潜って歩きにくそうです。
雪面のクラスト状態が分からない暖地住まいの人は、最中の皮を連想して下さい。
右奥(谷の右岸)でもスギ?立木の下で立ち止まりました。
枝葉を採食しているのか、眼下腺マーキングしているのか、遠くて見分けが付きません。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→