2023/07/27

早朝から柳の樹液に集まるシロテンハナムグリ

 

2022年8月上旬・午前5:20頃・晴れ (日の出時刻は午前4:44)

河畔林の(種名不詳)から樹液が滲んでいて、様々な昆虫が吸汁しに集まる樹液酒場になっています。 
伐採した枝の切り口と小さな樹洞から樹液が滲み出し、発酵しているのです。 
早朝に通りかかると、シロテンハナムグリ(Protaetia orientalis submarumorea)が群がっていました。 
朝日を浴びて鞘翅が銅色に輝いています。 
夜の間から集まっていたのでしょうか? 

いつもはクワガタが占領している樹洞の窪みの奥にもシロテンハナムグリが潜り込んでいました。 
互いに頭を突き合わせて押し合いへし合いし、少しでも樹液の多いスポットを巡って争っています(占有行動)。 
この日はなぜかクワガタなど他の昆虫をこの樹液酒場で見かけませんでした。 
微小なアリ(種名不詳)も柳の枝を徘徊していました。 

※ 後半は動画編集時に逆光補正を施しています。 
朝日の射さない日陰は未だ薄暗く、シロテンハナムグリ鞘翅の金属光沢が失われて斑点模様もゴマダラカミキリのような印象でした。
以下の写真はフラッシュを焚いて撮りました。
 

2023/07/26

初冬のスギ林道を夜中に全力疾走するニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年12月中旬・午前1:20頃・気温0℃ 

雪が降っていないのに、気温は零度まで下がりました。
里山のスギ林道に設置したトレイルカメラが深夜に何に反応して起動したのか不明です。 
しばらくすると、1頭のニホンカモシカCapricornis crispus)が左から右へ林道を駆け抜けて行きました。 
本気の全力疾走を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 

何か捕食者に追われているのかと思ったのですが、追跡者は何も写っていませんでした。 
カモシカ同士が縄張り内でばったり出会ってしまったのかもしれません。 (縄張り争いからの逃走)
先行して逃げる個体をカメラが撮り損ねてしまい、後から追いかける個体が撮れていた、と考えれば一応辻褄が合います。

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

夜の池に張られた網を自ら取り壊すクモ【蜘蛛:トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年8月中旬・午前0:15頃 

里山の湧き水が溜まった泉を自動センサーカメラで見張っていると、コウモリが飛来する合間に小さなクモが写っていました。 
画面の左上から造網性クモ(種名不詳)が下に降りてきました。 
引き糸(しおり糸)にぶら下がりながら懸垂下降しているのか、何度もバウンドするように池の水面に触れています。
このクモはまさか水を飲んでいるのでしょうか? 
こしきから降りてきたクモが水面の落枝などに引き糸を固定したはずです。 
引き糸の上部で強く光る白点は円網のこしきなのでしょう。 
途中からクモが大きく見えるようになったのは、カメラに対して近づいたからです。 
どうやら左岸から此岸へ斜めに円網の枠糸が張り渡してあったようです。 
以上、クモの動きから推理すると、池の上に張った網を自分で壊しながら登り返しようです。 

こんな真夜中に破網するということは、網にたくさんの獲物がかかって破け、使い物にならなくなり、張り替えるのでしょう。 
あるいは夜霧が立ち込めるようになり、円網の横糸に水滴が付いて粘着性が落ち、捕虫網として使い物にならなくなったのかもしれません。 
飛来したコウモリに網を壊されて獲物を盗まれた可能性もありそうです。 



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