2023/06/28

晩秋の早朝にリョウブの枝を渡るニホンリス【トレイルカメラ】

 



2022年11月中旬・午前6:18・気温2℃ 

山林でカラマツの根元にある給餌場を自動センサーカメラで監視していると、日の出時刻ちょうどにニホンリス(Sciurus lis)が現れました。 

泥汚れの付いたカラマツの背後の斜面から這うように横に生えた(多雪地帯の山林に特有の樹形)リョウブ灌木の枝にリスは座っていました。 
全身像は見せてくれず、そのままカラマツの幹の背後に姿を消しました。 
もしかすると、カラマツの木に登ったのかもしれません。 
あまり面白い動画ではありませんが、この時期の雑木林にリスが生息していることの証拠映像となります。 

給餌場に私が置いたオニグルミの堅果は、数日前には既に夜行性の野ネズミによって全て持ち去られた後でした。 
昼行性のリスがクルミの実を貯食するために給餌場に通う様子を撮りたかったのですが、残念です。 
今後の反省としては、地上ではなく樹上にリス専用の餌場を作った上で、「ネズミ返し」を設置する必要がありそうです。 

遂に早朝の最低気温が4℃を下回りました。 
じきに最低気温が零下になるでしょう。 
こんな低温でもしっかり起動してくれるトレイルカメラに感動します。 
生身の動物カメラマンが晩秋の山中でブラインドに徹夜で隠れ、夜明けにリスの映像を撮って来い!と命じられたら…と想像すると、かなり過酷なミッションになります。

つづく→

センノキカミキリの逃避行動:擬死落下と飛び立ち

 



2022年8月上旬・午後12:35頃・晴れ 

ハリギリ(別名センノキ)の巨木が里山の斜面に倒れていて、ウコギ科を食樹とするセンノキカミキリ(Acalolepta luxuriosa luxuriosa)がよく集まっています。 
今回見つけた2匹は触角がとても長いので♂だと思うのですが、どうでしょうか。 

1匹目の個体は倒木の側面に静止していました。 
触角が赤みを帯びています。

触角も足と似た色をしていますが,写す角度によって赤みを帯びるようです。 写すときの角度によって触角の色が変化するセンノカミキリ。 (北茨城周辺の生き物ブログより引用)

接写しようと私がそっと近づいたら、警戒して倒木の下面に回り込み、ポトリと擬死落下しました。 
慌てて地面を探しても、下草に隠れて見つかりませんでした。 

2匹目の個体は、倒木の側面をせかせかと歩き回っていました。 
ようやく静止したのでじっくり観察すると、見事な保護色になっていることが分かります。 
脚の腿節が赤みを帯びています。
私が指で触れてみようとした途端に、警戒したセンノキカミキリは慌てて倒木を上に登り始めました。 
倒木を登り切る前に鞘翅をパカッと広げて飛び去りました。 (羽音は聞き取れず。) 

擬死落下および飛び立ちの瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
センノキカミキリは警戒心が強く、2例とも別の方法で緊急避難に見事成功したことになります。 
採集するのなら、撮影との両立は難しそうです。

2023/06/27

晩秋の河畔林で野ネズミが巣材集め【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月中旬・午前0:15頃 

河畔林の溜め糞場rvを自動センサーカメラで見張っていると、深夜に現れた野ネズミ(ノネズミ)が林床で立ち止まって何か怪しい行動をしています。 
画面右下の赤丸で囲んだ部分に注目してください。 
2倍に拡大してリプレイしてみましょう。(@0:27〜) 
落ち葉をめくって餌を探しているのかと思いきや、口で下草(落ち葉?)を千切り取ったようです。 
おそらく冬ごもりに備えて、集める巣材を吟味していたのでしょう。

関連記事 ▶ 秋のスギ林道で落ち葉を拾い集める野ネズミの謎【トレイルカメラ:暗視映像】

カメラの電池が消耗していて、設定した録画時間(1分間)に達する前に24秒間で切れてしまいました。 
集めた巣材を巣穴に運ぶ様子を見届けられず、残念でした。 



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