2023/02/21

夜のスギ林道を走り回る野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 


2022年9月中旬 

里山のスギ林道にある溜め糞場sを自動センサーカメラで見張っていると、秋になってもときどき夜行性の野ネズミ(ノネズミ)が写ります。 
夜に餌を探し歩いていると思われますが、スギ林の林床に野ネズミの餌が豊富にあるとは思えないません。
タヌキやアナグマの溜め糞に含まれる種子を食べたり糞虫を捕食したりするでもなく、単なる移動経路のようです。 


シーン1:9/14・午前1:36・気温22℃ 
画面の右下隅に居た野ネズミが右へ走り去りました。 


シーン2:9/15・午前2:39・気温18℃(@0:05〜) 
画面中央から林道を左へチョロチョロと走り去りました。 
タヌキの溜め糞には興味を示さず、すぐ横を素通りしました。 


シーン3:9/15・午前2:50・気温19℃(@0:17〜) 
画面の右下を右に移動して行きます。 


シーン4:9/15・午後19:37・気温20℃(@0:27〜) 
画面中央を左に移動。 


シーン5:9/15・午後20:11・気温20℃(@0:42〜) 
今回も画面中央から左に移動。 
カメラの赤外線LEDが強過ぎて画面中央部は白飛びしていたので、動画編集時に少し暗くしたら見やすくなりました。 
タヌキの新鮮な溜め糞上では様々な虫が蠢いているのに、野ネズミは虫を捕食することもなく素通りしました。 


シーン6:9/15・午後23:54・気温18℃(@1:01〜) 
このときは珍しく、画面中央から一旦右に移動してから、再び戻って来ました。 
尻切れトンボで録画が打ち切られて残念。 


シーン7:9/17・午前3:34・気温18℃(@1:46〜) 
スギの落ち葉が敷き詰められた林道を右から左へ走り去りました。 
タヌキの溜め糞をピョンピョン跳んで通り過ぎる際に、足で踏んでしまっています。 


センサーが感知してから録画開始するまでの反応速度が早い新機種のトレイルカメラを使っているのに、野ネズミがどこから現れるのか毎回分かりません。 
小さな野ネズミの個体識別なんて到底無理ですが、どうやら夜の巡回ルートが大体決まっているようです。
カメラの設置アングルを少し変えてみたりしつこく試行錯誤した結果、実は近くに野ネズミの巣穴があることが後々分かってきます。



草を両手で挟み込んで食べるヒロバネヒナバッタ

 

2022年9月中旬・午後13:45頃・晴れ 

里山の尾根道に残されたタヌキの溜め糞cを観察していると、ヒロバネヒナバッタStenobothrus fumatus)が来ているのを見つけました。
マクロレンズで接写してみました。 


バッタも獣糞に含まれている種子を食べるのかと思いきや、溜め糞の横に疎らに生えたイネ科の草の葉(種名不詳)を食べ始めました。 
左右の前脚の先(跗節)で草をしっかり挟み込んで食べる様子がなんとも可愛らしいですね。
腹端が見えなかったので、性別不明です。 
後膝が黒いことから、ヒナバッタは除外できます。(参考:保育社『検索入門セミ・バッタ』p120) 


関連記事(11年前の撮影)▶ ヒロバネヒナバッタ♂の鳴き声♪
 

2023/02/20

獣道の途中で排尿マーキングするホンドタヌキ♂【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年9月中旬・午前2:20 

里山の雑木林で泥汚れのついたカラマツを自動センサーカメラで見張っていると、深夜にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が通りかかりました。
ちなみに、冒頭のシーンは明るい昼間の現場状況です。 
斜面を横切る獣道の途中で立ち止まり、不思議そうにカメラの方を見つめていました。 

タヌキが立ち去る間際の行動が気になりました。 
どうやら林床の下生え(幼木)にオシッコをひっかけて行ったみたいです。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイしてみましょう。(@0:21〜) 
画角の右下隅にちらっと写っただけなのですが、通りすがりに右後脚を軽く持ち上げて、イヌ♂の排尿のような体勢になっていました。 
残念ながら小便が出る様子は写っていませんでした。 
それでもタヌキの排尿マーキングの片鱗を垣間見れたのはこれが初めてで、とても嬉しい収穫でした。 
撮らぬたぬきの皮算用?
しかも、片足を持ち上げて排尿したということで、この個体は♂と判明。 

従来は溜め糞場を監視するために、獣道を斜め上から見下ろすようにトレイルカメラを設置しているので、タヌキが排尿したかどうか分かりにくかったのかもしれません。
今回はややローアングルにカメラを設置したので、たまたま写ったのでしょう。
この獣道をタヌキが通りかかる度に決まった場所にオシッコをかけて匂い付け(マーキング)するのであれば、トレイルカメラのアングルをもう少し右にずらせば、次こそはしっかり録画されそうです。
ただし、これまでの私の経験では、ローアングルだとカメラの存在をタヌキに気づかれやすくなり、敬遠・迂回されるのではないかと心配です。

この地点に監視カメラを仕込んだのは、泥浴びしたイノシシがカラマツの幹に体を擦り付けるシーンを隠し撮りしたいからです。
しかしイノシシが滅多に現れないので、カメラを撤去しようか迷い始めたところでした。
それでも色々と予想外の副産物が撮れて楽しいので、結果オーライで続けることにします。



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