2011年10月下旬・気温25℃
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落ち着くと辺りに茶色のバッタが何匹も居て鳴き交わしていることに気づきました。
シュリリリリ♪という乾いた(渋い)鳴き声です。
鳴いている様子をいざ動画に撮ろうとすると、優れた保護色のため落ち葉や枯葉を背景に静止していると、特に日向ではなかなか見つけられません。
こういうときはカメラの液晶画面ではなく光学ファインダーを直接覗く方が探しやすいです。
望遠で撮ってもすぐに枯葉の下に隠れたり跳ねたりして逃げてしまいます。
なんとか一匹に忍び寄って接写してみると、後脚と翅を擦り合わせて発音していました。
鳴く合間に顔を拭う様子(右前脚で複眼を撫でた)が可愛らしい。
接写した同一個体(映像で冒頭の4分間に登場)を素手で捕獲し、同定のため持ち帰りました。
体長を採寸すると22mm(頭頂⇔翅端)または19mm(頭頂⇔腹端)。
名前を調べてみるとヒロバネヒナバッタ♂(Stenobothrus fumatus)のようです。
虫の音WORLDサイトから鳴き声♪も聞けます。
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